No9 by 一風 雲 ’04/07〜08

魔性の渓谷から魔界の渓谷。前者もそうであったように魔界の渓谷はもっともっと私の心を引きつけている。もっとも魔性の渓谷の兄貴筋に当たるのである。すなわち日本一の大河信濃川のずっとずっと支流にあたるのである。何年も傍を通りながら降りようとしなかった大沢。’04年夏の雷が山々に轟き渡るある日、何か因縁めいているような気がする。出会いの条件は揃った。暗い小沢をアマゾネスらと下り始めて数分。2m弱の風格ある滝に目を奪われ、さて下降しようと振り向いたら・・・それが一枚目の写真です。あとは拙い写真ではありますが、魔界の渓谷のその所以たるかくも美しく、怖い写真をご覧下さい。

ポッカリ緑が開けます 出口から上流望む 甌穴(ポットホール) 同左
巨大な甌穴 上のナメトコを遡上 滝つぼ 恐る恐る水浴び
カラマツ系?! シモツケソウ ナデシコ系 X???
ソバナ? カリガネソウ? クガイソウ チョウジギク
アカバナ シラヒゲソウ X??? ノコンギク
矮小ツリフネソウ シラヒゲソウ花殻 天空のフキ イグチ系

まったく釣りをしないがために、この渓谷をあえて避けてた自分に愚かさを覚えます。釣り師だけの渓谷にするに余りに勿体がない。’04/07〜8月までに早4回訪ねてます。すっかり虜になった次第です。しかしながらここを訪ねることが出来るのは渇水気味の夏しか入れないのではと思ってます。ナメトコ(川底が平で、水がなめるように流れる)での水量次第です。もっとも一年のうち半年以上も雪でヒトを拒んでいます。おいおいこの魔界の渓谷の全容の一端を記録していきます。

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