やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から ────────────────────────────────── 大地のめぐみ 2006年1月11日 130号 農民連にいがた県央センタ− 事務局長 鶴巻純一 ────────────────────────────────── ○新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 先月上旬に降った雪が根雪になり、新年1日は穏やかな一日でしたが、 3日以降は大雪になってしまいました。最低気温が0℃以下の日も何日か 出ています。当地では積雪の深さは50p位で、3m以上も積もっている 豪雪地から比べれば大したことはないのですが、それでもいまからこの 低温や積雪量ではこの先どうなるのだろうかと心配です。 ○ビニールハウスも雪に呑まれるくらいです。この時期にこの量の雪が降る のは当地では珍しく、大雪です。農家の育苗用のビニールハウスは多くが ビニールをはずしてありますが、かけたままのハウスでは雪が上の方まで 届きそうになっているところもあります。テレビでは連日豪雪被害の ニュースがでていますが、ビニールハウスの中の野菜も生育が遅れたり、 停滞したりで低温の影響が大です。○どんど焼きの行事が行われました。大雪で大変な時期ですが、三条市 三柳集落では子供会で続けられている小正月のどんど焼きの行事が行わ れました。神社の境内にやぐらを組んで、火を燃やす台をしつらえ、 神棚に供えていたお札やしめ飾りなど正月の縁起物を持ち寄って、 やぐらの中に入れて火をつけて燃やします。その火でするめをあぶって いて、食べると風邪など病気にならないというおまじないでしょう。 そばで役員の人が大鍋におでんを煮ていて、子供たちや集まった人に 振る舞うという楽しい行事です。たぶん、だいぶ昔にはおこなわれです。 子供も含めて50人ほどの地域の人たちが集まって、楽しくおこなわれ ていました。
-------------------------------------------------------------------------------- 婦人と農民連を結ぶ産直通信 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ボックスだより 〒955-0053 三条市北入蔵2丁目1-29 tel/fax 0256-38-9642 2006年1月11日571号 http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今週のやさい 大根 藤田信一 白菜 熊倉一夫 小松菜 矢代一代 里いも 中村健一 れんこん 堀一郎 豆もち 小杉正司 * 豆もちは2品分です。 1月は正月月(しょうがつづき)です。今年も 「豆=忠実(まめ)でねばり強く」といきたいと念じ、 妻と協力して作りました。(小杉) (12月の企画では洋梨でしたが、在庫不足となりましたので、変更です) (<まめ>=国語辞典から= @ きちょうめんで、骨身を惜しまない様子。 A 健康な様子。[普通《忠実》と書く] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次週の野菜(1/18) にんじん 長ねぎ きゃべつ 小松菜 みず菜 納豆 じゃがいも −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お正月にぴったりのレンコンのピリカラ漬け @ レンコンは皮をむき、薄い輪切りにして水につけ、あくをぬく。 A キュウリ、ニンジン、ショウガがはせん切りにする。トウガラシは種を とって薄くきざむ。 B 鍋にレンコン水を入れ、火にかける。沸騰したら10秒ほどゆでて、ざる にあげる。 C 合わせ酢を作り、ショウガ、トウガラシを入れ火にかけ沸騰したら火を 止め、熱いうちにニンジン、水分を切ったレンコンを入れ、大きく混ぜ て味をなじませる。最後にキュウリを彩りよく合わせる。 =合わせ酢 酢、しょうゆ、みりん= (好みで調節を) * 作った翌日のほうが味がなじんでおいしいですよ。 * 時期的にキュウリは無くても他のものでみず菜やセリなど代用できます。 ○ところでお正月の料理に使うれんこんは過食や飲み過ぎで疲れた胃のもたれ、 胸やけを改善してくれます。れんこんを切ると糸を引くような独特の粘りが ありますが、納豆と同様の成分・ムチンで、これは健胃効果があり、それで おせち料理にはかならずれんこんが使われるもので、穴が開いていて 「先が見通せる」として縁起の良い食材だから使われている」のではないの です。れんこんの料理はこれも先人の知恵の一つですね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 謹賀新年 2006年 昨年は県央センターの野菜、米、味噌とご利用ありがとうございました。 外国産農産物の」輸入増がますます増え、遺伝子組み換え作物の流通、野菜や 果物の生産者価格の低迷、さらに農家のリストラともいうべき「経営安定対策」 (2割程度の農家しか保証されない中味)なる施策の動きもが強まってきています。 これは日本を農業のない国にしていくような衰退策といってもいいくらいの中味です。 農産物輸入に歯止めをかけ、農家はみんな大事な担い手として、価格保証をし、 「食料主権」による自給率向上を図ることこそ世界の流れである、と農民連は 創立以来主張してきました。 弱いものいじめの増税が始まろうとしている2006年です。消費者の皆さんと心を あわせ、命の源「食」を大切にする政治をめざしてがんばろうではありませんか。 今年もよろしくお願いいたします。 今年は春(年頭)からエンギがいい〜! −おたより・頂戴いたしました− 長岡・たんぽぽ班 Hさん 産直ボックスを届けて頂いてありがとうございました。野菜のおいしさを味わって、 今年も元気でした。ちんげん菜は、甘くておいしかったです。ぎんなんは大粒で びっくり。体が温まると聞いて夕食に5粒程づつ食べています。 私のやり方ですが、殻を取ってから紙の封筒に入れて、レンジで1分チンすると ちょうど食べられます。 年末(05年)の12月30日にFAXにておたよりをいただきました。 久々のおたよりに感激しております。 (捧) --------------------------------------------------------------------------------