やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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2004年2月12日第107号   農民連にいがた県央センター .Fax 0256-38-9642
 大地のめぐみ ────────────────────────────────── ○雪の降り方もようやく終盤のようです。先月の22日から連日低温と降雪 の日が続き、積雪量が心配になるほどでしたが、これからは降り積もった雪 も溶けていくスピードが速まる時期になってきました。これからは日一日と 日差しが強くなっていきます。雪が少なくなるにつれて、春の農作業の段取 りが頭に浮かんできてじっとしていられなくなる気分です。 ○地元の小学校の収穫祭に参加しました。先月、地元の小学校で収穫祭があ りました。だいぶ遅い収穫祭でしたが、3年生と5年生がそれぞれの教室で おにぎりや手巻き寿司を作って収穫を祝いました。私(鶴巻)も学校田を提供、 管理していた関係で招待を受けて参加しました。子供たちは、昨年収穫した コシヒカリで給食業者から炊飯してもらったご飯を使い、PTAの方が用意 した具やのりを利用して作りました。子供たちの手で工夫して食べ物を調理 して作ることも、料理の工夫や食材を身近に感じることができてよいことだな、 と思いました。
○今年は国際コメ年です。今年は国連が定めた『国際コメ年』です。 コメは世界の半数以上の人たちの主食になっています。すべての作物が、 連作するといや地現象で収量が極端に下がるなか、コメだけは同じ場所で 収量を下げずにずっと作り続けることができるのです。食料として重要で 貴重なコメの認識を高めるために国際コメ年と定めたのです。ところが 日本では「需要に応じたコメ作り」「外国米とも競争できるコメ農業」 などのかけ声で、米を作っても引き合わない状況になってきています。 一方で学校給食の週5回化や直売で消費者の方と生産現場の声の交流が できるなど、米生産を守っていく運動も起きています。私たちはこれから もおいしいお米を作って、消費者の方に届ける活動を続けていきます。

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やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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2004年3月10日第108号   農民連にいがた県央センター .Fax 0256-38-9642

 大地のめぐみ
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○卒業式の季節になりました。先月下旬にはなくなった雪が、今月また白い風景を
つくりました。でも暖かさはすぐ近くまで来ているようですから、春の気候になるのも
近いでしょう。

○仕込み味噌作りをやりました。先月から今月上旬にかけて、ふじの木農場では写真
のように仕込み味噌作りを行いました。農民連会員が栽培、収穫した大豆を使い、
麹も蒸した米に麹菌を混ぜて手作りです。よい材料を使ってよい味噌を造ります。
ふじの木農場の味噌は、加温して醸成する企業の味噌と違って、仕込み味噌を
自然の気候条件でじっくりと熟成させる天然醸造の味噌です。
今回仕込んだ味噌は夏を経過して秋、11月頃に十分熟成された味噌になって皆様に
お届けできます。

蒸した米に種麹菌をよくまぶし、2日間加温して麹をつくります。


よく煮た大豆をさましてからチョッパーで細かく砕きます。


砕いた大豆、麹、食塩を混合機で混ぜ、仕込み味噌のできあがり。

○玄米の残留農薬検査を行いました。毎月皆様にお届けしている産直米を東京の
農民連食品分析センターへ送って残留農薬検査をしてもらいました。食品分析センター
の検査は有機リン系、有機塩素系など129種類の農薬の残留割合を0.01ppm(1億分の1)
の単位で検出できる優れものです。生産者3人のコシヒカリ玄米を分析しましたが、
いずれの試料からも残留農薬は何も検出されませんでした。農薬の使用は除草剤1回
だけを基本にしていますので当然の結果だと思いますが、これからも安全な農産物つくり
に努力してゆきます。(裏面に分析結果)


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