やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から ──────────────────────────────────2004年4月14日第109号 農民連にいがた県央センター.Fax 0256-38-9642大地のめぐみ ────────────────────────────────── ○桜が咲き競っています。一ヶ月前に比べ、大変暖かくなって春真っ盛りの 時期です。桜は今が盛りのようです。木蓮も白い大きな花が鈴なりになって 咲いています。水仙も濃い黄色で咲いていますし、これからチューリップな ど多くの花が咲き始めます。桃や梨、ブドウなど果実の花もこれからが咲く 時期になります。○稲の種まきが始まりました。。農家では先週から今週にかけて、稲の種ま きが盛りの時期です。発芽器で10日間ほど加温して芽が少し出始めた種籾を、 機械でプラスチックの苗箱に蒔きます。種を蒔いた苗箱はビニールハウスの 中にちきんと並べて保温シートを上にかけます。春の一粒の種が秋には1000 粒前後の稲の粒を実らせるといわれています。半年間の稲の生長がこの時期 から始まるわけですが、毎年のことながら生命力の神秘さに畏敬の気持ちで 作業しています。 種まき後、一週間程度たつと土の上に稲の芽が出始めてきます。ちょうど 緑色の荒くて長短様々の剣山のような感じです。今は暖かい日が続いていま すので、一日ごとに苗が伸びていく様子がわかります。
○田んぼの畦塗りは機械でやります。トラクターの後ろに畦塗り機を装着し て機械力で畦塗りをします。だいぶ前は鍬を使ってする畦塗り作業は重労働 でしたが、今はほとんどが機械で行われます。田んぼに入れた水が漏らない ように、水の力で稲を育てるために、水の深さを十分に保持するための大事 な作業になります。![]()
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