野菜BOXたより 2002年7月24日号
◇たまごの変わりはクレオパトラ(メロン)
次回、次月の予定を立てても、天候次第で変更を
余儀なくされるのが農作物ですが、体が資本の農家
にとってのケガや病気もまた変更事由。
熊倉さんは、農舎の軒先のアタン塗りをしていて
足を滑らして下へ落ち、腰と首肩を痛めました。
生き物がいるからと自宅で安静に。痛みが和らぐ
と心配な「にわとり」の世話を。
たいしたことはないという、熊倉さんですが、生き物は
「まったなし」の世話があり、自分の身が動かなくなったら
共倒れにもなりかねない厳しいものです。
大ケガでなかったことが幸いでしたが「たまご」
はしばらくお休みです。
もっともこう暑いと「にわとり」も産卵量が減っ
ていますのでご容赦ください。
クレオパトラはメロンの名
昨年のボックスにも一回登場。
アルス系の濃厚な甘みというより、あっさりとした上品な甘み、
なめらかな食感、水分の多い果肉が美味しい。
メロンは生で食べるのが最適ですが、冷やしたメロンに
生ハムをのせ、レモン汁をかけてメロンと生ハムをいっしょに
いただくと「美味」だそうで、
お試しください。
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農民連県央センターが
さいたま市(旧大宮市)の大宮青果市場に
「枝豆」出荷を始めます。
新潟の茶豆として近年店頭に出回っている枝豆で「夏の声」
という品種。
3年前から埼玉県の2つの青果市場と取引を開始していますが、
年々評判もよく注文量も増えて、今年からは県央センターとして
独自で大宮青果市場との取引をやることになりました。
朝「こいで」きた「枝豆」を「もいで」袋詰めにしてトラック便で
大宮市場への発送を、この24日から日曜休み(青果市場)を
のぞいて毎日の作業で8月12日までの間の出荷です。
県央センターは、茶まめ「夏の声」を生産する何人かで枝豆
部会を発足し対応していきますが、お盆前が勝負とがんばって
います。
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次週(7/31)のやさい
とまと かぼちゃ 大根菜
じゃがいも なす 枝豆(2品分)
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★ なす素丸揚げとみそがらめ
@ なすはへたを落とし、斜めに浅く5mm間隔に切り目を入れ、
海水くらいの濃い目の塩水に10分ほどつけておく。
A 揚げ油を中火にかけ、油がぬるいうちになすの水けをよく
ふき取って入れる。
B 少し火を強めて油の温度を徐々に上げ、ブクブクして
きたら中火にもどし、時々返しながら竹串がスッーと通る
ようになるまで揚げる。
C なすのへたがついていたほうの端を持って油をよくきり器に
盛り、おろししょうがを添える。
◎なすと油はとても相性がよく、揚げたてを丸かじりに。
海水くらいの濃いめの塩水につけてから揚げると、
皮をむいたなすでも油を吸いすぎる心配はありません。
合わせみそをつくって上記の揚げなすに合えるともう1品が。
合わせみそ・・・みそ 酒 千切り青しそ、粉山椒