野菜BOXたより 2002年9月10日号
=農民連の分析センター機能強化へ=
皆さんの力をお貸しください。〔募金のお願いです〕
最近の一連の分析センターが摘発した中国冷凍ほうれん草の残留農薬問題では、
食品衛生法を改正させて事実上の輸入禁止に追い込みました。
押し寄せる輸入農産物にたいし、キチンとした分析をできるのも、多くの皆さん方の
援助によって発足したからです。
今あふれるほど入ってくる輸入食品の分析率アップを図り、さらに重金属
(カドニウム、鉛、ヒ素など)の分析設備の導入で内容充実をし、農民連会員が胸を
張って安全な作物を消費者に届けられるようにするためのものです。
このたびの「無登録農薬」使用の問題では、県や農協なども検査をし、安全宣言を
出すに至りましたが、梨農家、小杉正司さんとしてもすぐに、農民連分析センターへ
「豊水」梨を持ち込み分析依頼しました。そして9月5日に分析結果が届きました。
分類農薬は120を行い、分析結果はどれからも検出せず、です。もちろんのことですが、
今たくさんに依頼が殺到する中で、なるべく早くと「豊水」梨の出回る時期に間に合わせ
てくれたものです。
お米の輸入緩和が狙われ、中国からの開発輸入される「コシヒカリ」。かつて日本中が
公害で汚染され、そこで採れた生産物(魚も含む)を長年食べたことでの公害病
(イタイイタイ病や水俣、阿賀野川での有機水銀など)が発生した歴史があることから、
重金属類が分析できる機能設置がどうしても必要であると、農民連では考えています。
いろいろ大変な生活状況のなかすが、皆さんのご協力をいただきたく訴えるものです。
「訴え」と郵便局の払込票の印刷された用紙をボックスにいれさせていただきましたので
よろしくお願いいたします。
今夜はカレーにしませんか!
<少し涼しくなってきました。野菜たっぷりの夏カレーで夏バテ解消を>
@ 玉ねぎとにんにくはみじん切り、なすは乱切り、
かぼちゃはくし形きり。ピーマン、おくらは食べやすい大きさで。
A 鍋を熱し、油を入れ@を茶色になるまで炒める。
B Aに小麦粉とカレ−粉を加えさらに炒める
C 水とトマト(湯むきして種をとっておく)を細かく
切ったものをいれ10分くらい煮てから市販のカレールを砕いていれ
さらに5分煮る。
D 野菜をすべて加え、塩、こしょうで味を調える。
次週(9/18)のやさい
とまと きゅうり 青菜 れんこん
長ねぎ かぼちゃ じゃがいも