野菜BOXたより 2002年10月23日号
今週のやさい
とまと ・安達徳明(栄町)
きゅうり ・坂田賢一(三条市)
小松菜 ・五十嵐昇(三条市)
れんこん ・堀一郎(中之島町)
長ねぎ ・矢代一代(三条市)
さわし柿 ・小杉正司(燕市)
白菜漬け ・坂上徳夫(田上町)
大根 サービス
★ =きゃべつ→白菜漬け
きゃべつは、もう少し経たないと採れない状態で、
次週にさせて下さい。替わりに白菜漬を入れます。
にんじん、コンブ、レモン(ゆずの替わり)を入れ、
食べやすくするため、60kgの重さで漬け込みました。
早生白菜ですので美味しくたべるためには重石が
多いほうが柔らかくなるのです。
あのぅ・・・大根も食べてください。(坂上徳夫)
★ とまとは今回で最終です。予定では今月末までになって
いましたので、次週の30日には替わりにかぶ漬けを入れ
させていただきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
次週(10/30)やさい
きゅうり ほうれん草ブロッコリー
玉ねぎ 里いも かぶ漬 きゃべつ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あくが少なくくせがない
下ゆで不要の青菜・小松菜
【こまつなご飯】
栄養満点の、風味の良い変わりご飯です。
@ 米は洗って炊飯器にいれ、水につけておく。
A 小松菜は洗って水を切り、2cm長さに切る。にんじん
も2cm長さのせん切る。
B 豚肉はせん切りし、Aをからませておく。
C 中華鍋に油を熱し、豚肉、にんじん、小松菜を炒めB
を加えて手早く混ぜ炒める。
D 汁ごと炊飯器に入れ、スイッチをいれ炊き上げる。
A=しょうゆ、酒、しょうが汁
B=しょうゆ、塩、酒
●小松菜の水気をよく切ることがポイント
【こまつなのいり煮】
@ 洗ったこまつなをさっとゆでて3cm長さにきざみ、
よく水気をしぼっておく。
A しらす干しにさっと熱湯をかけまわし、余分な塩分と
臭みを抜く。
B 鍋にサラダ油を熱し、こまつなとしらす干しを入れ、
手早く炒める。
C Aを入れて調味し、汁気がなくなるまでいり煮にし、
D 最後にごまをたっぷり入れて混ぜ合わせる。
A=だし汁、しょうゆ、みりん、酒
● 常備菜として酒の肴、お弁当にも便利
ピーマン、セロリで作ってもおいしい
------------------------------------------------
野菜は「お日さま」を食べている! もっと野菜を
野菜という植物ってすごい!
あの緑のはっぱの色は「クロロフィル(葉緑素)といふ物質の色です。
そのクロロフィルはたんぱく質と結合して光を集める働きをし、その上
集めた光のエネルギーを化学エネルギーに変える働きもするのです。
光化学反応ともいうべきすばらしい力ででんぷんやいろいろな有機
物質を合成し、そして、太陽の光エネルギーを貯蔵し、蓄積する、
このような太陽エネルギーの固定能力は動物にはありません。
とかく私達人間は地球上で一番偉いものみたいにイバっているけれど、
植物にたよらなければ生き延びていくことは出来ないのです。それに
植物は自分でたんぱく質を作り、貯蔵する力を持っているのです。
その他にビタミンを合成し、貯蔵もしますし、いろいろなミネラル類も
地球から吸収して貯蔵しているのです。
牛肉や牛乳も考えてみれば、全部この植物のおかげて作られていますし、
牛は草などの植物性のものに依存しなければ生きて行けませんよね。
ましてや人間はその動物を食べ、植物をひき抜いて食べなければ、
自らの命をながらえることはできないものです。
たくさんの野菜を生み出してくれる大地をもっと大切に、小さな木や草を
大切に。そしてなによりも「野菜」の偉大な力を頂くことを忘れてはならない
ことです。
アメリカはもちろん、UEでもどこでも自国の農業を大事にしています。
安心して農業がやっていけるように自給率を高め、国民に安全な食糧を
供給できるような運動は、21世紀の大切な課題であり、産直運動原点
ではないでしょうか。