野菜BOXたより 2002年11月6日号
今週のやさい
かぶ 岩沢平吉(三条市)
ほうれん草 〃
しいたけ 五十嵐昇(三条市)
きゃべつ 〃
にんじん 熊倉一夫(田上町)
長ねぎ 矢代一代(三条市)
さわし柿 小杉正司(燕市)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
次週(11/13)のやさい
かきのもと 里いも ブロッコリー
大根 れんこん たまご(2品分)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
にんじん
緑黄色野菜の代表選手。嫌いといわずもう一度食べる工夫
をしてテーブルにのせましょう。
◎にんじんサラダ
@ にんじん、玉ねぎはごく薄く切って、氷水にさらす。
A にんじん、玉ねぎの水気を切ってボウルに入れパセリ
はみじんきりにし、加える。
B AにAをふりかけ、混ぜ合わせる。
A=サラダ油 レモン汁 塩、こしょう
★工夫あれこれ★
・ 玉ねぎの替わりに貝割れ大根。
・ しらす干しを加えてカルシウムを。
・ きゃべつ、かぶも
軽く塩もみして加えても。
◎にんじんとこんぶの酢漬
@ にんじん、こんぶはそれぞれせん切りにする。
A にんじんは硬いのでさっとゆでておく。
B 酢を水で薄めたものに、砂糖、しょうゆを加えて漬け
込み液を作る。
C にんじん、昆布を入れる。翌日には漬け上がる。
<野菜料理を増やしたければまず漬け物で>
野菜を、特に浅漬けにすることで、(漬け込み期間が短いため)
野菜の栄養分やもち味をできるだけ損なわず、うまさを倍増して
いただくことができます。
野菜を漬物にすると、野菜が脱水し、水分が減少することで、
ビタミン類の損失が少なくてすみ、量も減り、また脱水作用を
起こしたことで、組織を破壊して身が柔らかくなります。
野菜の組織が破壊されると組織に在った酵素が活動し、
自己分解をしてアクがなくなり、アミノ酸などの働きで漬物
独特のうまみと風味が出てきます。
体のお掃除役をする食物繊維も同様に水分含量が減り、
総体的には食物繊維の含有量が多くなることで、食物繊維の
供給源としての重要な役割を果たします。
塩分取りすぎの心配がある漬物ですが、昨今は冷蔵庫があり
低塩が当たり前になってきていますし、酢や焼酎(アルコール)
をうまく利用することで補うなど、おいしく、健康に良い漬物を
めざして野菜の利用をおおいにやりましょう。
☆おいしい漬物に一役
<こうじ漬けのもとをおすすめします>
県央センターふじの木農場のオリジナル品の「こうじ漬けのもと」
は自前で麹つくりをしていることからできる無添加の漬物床。
しかも簡単で美味しい漬物ができると、インターネットでの紹介もあり、
思わぬところからの注文もたびたび。
お値段も安いのでいろんな野菜に楽しめます。
一度使ってみませんか。
☆ 400gパック 300円(いつでも置いてあります)
○ 次週の野菜ボックスが新聞「農民」の料理コーナーの食材に
料理研究家の吉田文子さんの出筆で1週間で食べきれる料理
の献立が紹介されます。(11月中)
新潟の郷土料理であることから「かきのもと」の入る次回の
ボックスを選んだものです。