野菜ＢＯＸたより 2002年1２月２５日号
今週のやさい
大根 藤田信一 田上町
里いも（1品分デス）
れんこん 堀一郎 中之島町
小松菜 五十嵐昇 三条市
ほうれん草 矢代一代 三条市
アスパラ菜
玄米もち 熊倉一夫 田上町
＊ やっとアスパラ菜摘みができるようになりました。
ただ数量が全ボックスには間に合わないので、
ほうれん草と地域わけで入るようになります。
よろしくお願いいたします。
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次週（2003.8）のやさいボックス
小松菜 レタス菜 じゃがいも
豆腐 にんじん 長ねぎ 大根
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＜今年最後のボックスとなりました＞
晩秋からの異常天候で野菜の不作が続き、ボックスの野菜も
変更につぐ変更を余儀なくされました。
野菜作り一筋の県央センター野菜部長の安達徳明さんもしみ
じみ天候に左右される作物つくりの難しさを語っています。
今回は安達さんから「生産者の思い---今年を振り返って」を
書いてもらいました。
新潟という冬を迎える地域での農作物つくりの苦労でもあります。
みなさんにぜひ読んでいただきたいものです。
農業と農家を取り巻く環境は、農水省の「米政策改革大綱」が
示す内容では、「先が見えない」状況をますます強めます。
農業に希望が持て、担い手が増え、緑豊かな大地になるよう、
これからも皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。
用語解説 播種（はしゅ）---種まき(農業用語)
定植---苗床から植物を移して、本式に植えること。
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「今年一年を振り返って」
ボックス会員の皆さん、今年一年有難うございました。
私達農民連会員は、安全、新鮮、おいしい、そして、優しさを、
合言葉に、野菜生産に従事してきました。
今年の秋冬野菜は、１１月の天候不順気温で、平年値より
マイナス４度日照量で半分以下でした。
この１０年間、暖秋冬傾向で、生産現場では、それに合った
作付け体系が定着しました。例えば、大根は、この地域では、
以前（１０年前）は、９月１０日前に種播きをしないと、タクアン用と、
正月の生食用にはならなかったものです。
しかし、現在では、９月の１０日以降に種播きをしないと、太り過ぎて、
商品価値が下がってしまいます。
新潟の場合、秋冬野菜は、播種、又は、定植の一週間の違いは、
収獲に一ヶ月の差が生じます。その結果、野菜の品薄が生じて
しまいました。
私も、例外にもれず、白菜、キャベツ、大根、つけ菜などは、
正月用の出荷品がありません。
夏の猛暑、早い秋冷、農業の難しさを、実感させられた一年
でした。来年も、自然を愛し、農業を愛して、素敵な、野菜作りに、
精進したいと思います。
栄町貝喰新田１１０３ 安達徳明
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玄米もちは幸子さんの手づくり
（熊倉一夫さんの奥さん）
今回の玄米もちは「鶏の平場飼いの熊倉さん」で知られている
熊倉さんの、奥さん（幸子さん）が袋詰めまでぜぇーんぶやった
ものです。
もち米はもちろん『こがねもち』。作付面積は１反少々。
玄米もちですから精米にして餅にするのではないのですが、
そのままではお餅特有のふっくら感がでません。そこで若
干精米機による"スリ"を入れるのがコツ。
さらに玄米ならではの味わいある旨みを、これを引き出
すコツ−これは企業秘密−もあるとのこと。
大量生産では白い餅にぬかを混ぜで込んで「玄米もち」
にして売ることもあるそうです。
年末最後のボックスに栄養価もあり、味わい深い「玄米
もち」をお楽しみください。
食べ方は焼き餅で。
粘りが少ないので煮餅にむきません。
焼いた方が美味しい。
煮るときはさっと熱湯に通す程度。
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◇チョットお米のはなし◇
米は東南アジアからインド地域が原産。
麦と並び世界の主要農産物の一つ。栽培法によって水稲と陸稲、
米の性質からうるち米ともち米に分けられる。もみから外皮（もみ殻）
だけ取ったものが玄米で、玄米を精白し、ぬかの層と胚芽を取った
ものが精白米。
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寒い時期です、からだを温めるこんなスープを
＜大根と豚肉のしょうがスープ＞
@ 豚肉は1cm幅に切る。
A 大根は短冊切り。
B しょうがは千切り。
C 鍋に湯を入れて固形スープをくずして入れ、酒を加えて
煮立てる。豚肉を入れひと煮しアクを取り、しょうがとAを加える。
D器に盛ってゴマを散らす。
A＝酒、塩、こしょう、醤油、豆板醤
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特別企画の大根注文の方へ
今回の特別企画用の大根は、低温で収獲できない状態です。
大変申し訳ありませんが、注文者全員に行き渡るために、
多目の方の数をこちらで調節させていただきました。
誠にすみませんがご了承のほどお願いいたします。
農民連県央センター