野菜BOXたより 2003年1月8日号
あけましておめでとうございます
旧年中はお世話になりありがとうございました。
昨年の一連の食をめぐる状況は大量生産、市場原理のなせる結果
での、「食」への大きな不安をつくり、あらためて安全で安心して食べ
ることができることの大切さを実感させられた年でもありました。
今年の新聞「農民」での新春インタビューで作家の井上ひろしさんが
語っています。
イギリスやドイツでは自給率は100%。日本でも本気になれば自給率
100%は実現できると。農山村がさびれれば、日本の文化が消え、
自然を保護している役割も荒廃していく。人間にとって必要な水や
空気も守れない。その役割を国が支え、ムダな公共事業の予算を
40%も公共事業に使うことの見直しが今必要なのではないか。
「どういう国に住みたいか」
「それほど贅沢でなくとも、安心してくらしたい」
「値段が安くなくとも安心して食べられるほうが良いのではないか」、
一人ひとりが自分に問うという時であると。
昔も今もそしてこれからも「食べる」ことについては変わらないものです。
「食べる」ことは生きていくそのものであり、消費者と国民と一緒に
食と農を守ることが大事です。
消費者の皆さん、農家を育ててください。
日本には日本型の農業が必要です。
消費者のみなさん、農家を育ててください。
消費者の一端でもある農家も一緒にがんばってまいります。
どうか今年もよろしくお願いいたします。
農民連県央センター
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今週のやさい
小松菜 五十嵐昇 三条市
長ねぎ 矢代一代 三条市
大根 〃
レタス菜 〃
にんじん 下越センター
じゃがいも 北海道産直センター
とうふ 栄町産大豆
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次週(1/15)やさい
小松菜 玉ねぎ れんこん 里いも
春菊 手つくり豆もち(2品分)
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☆久々登場☆
T子さんのためしてごらん!
じゃがいもを長期保存したい時そのままだと発芽していまいますが、
りんご2〜3個いっしょに入れておくと発芽をおさえて、いつでもおいしく
食べられます。
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リーフレタス(レタス菜)
和名に「青ちりめんちしゃ」とある。改良された球状
しないリーフ(葉)のレタスで、柔らかな葉質が生食用
に最適。カロチン、カルシウム、鉄を多く含む。
また生食することは、調理損失がないので、ビタミン、
無機質の供給源としても大いに利用されたし。
【だいこんとレタスのサラダ】
@ 大根は千切りにして軽く塩をしてしんなりさせる。
A レタスは食べやすい大きさに手でちぎっておく。
B 大根をしっかりしぼりほぐしておく。
C レタスとだいこんを一緒にし、そこへツナ缶を入れ
る。
D ドレッシングつくり合える。
ドレッシング=サラダ油、塩、酢、こしょう
<応用>
* マヨネーズ和えやわさび醤油和えでも美味しい。
* さけ缶やコーン缶、またハム、ベーコでも美味。
****農民連県央センター 日程*******
・ 農民連全国大会 1月14〜16日
・ 県央センター新年会 1月19日
・ 新潟県農民連総会 2月2日
・ 野菜栽培勉強会(県央) 2月9日
・ 農民連県央センター総会 3月2日