野菜BOXたより 2003年1月29日号
今週の野菜
小松菜 安達徳明 栄町
白菜漬 同
れんこん 堀一郎 中之島町
にんじん 中村健一 栄町
里いも 五十嵐昇 三条市
アスパラ菜 矢代一代 三条市
一部,ほうれん草になります
玉ねぎ 北海道産直センター
次週(2/5)やさい
小松菜 アスパラ菜 豆腐
じゃがいも 長ねぎ ほうれん草
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★ 今年のみそつくりは2月半ば頃から
大寒に入り寒さもピークの時期になってきました。
雪国の農家にとってはハウス作物以外は雪の下になって
作業が出来ない時期でもあり、みそを仕込む時でもあります。
農民連「ふじの木農場」での作業もその仕込みに向けての
準備に入る時期が来ています。
★ 「生こうじ」の注文をどうぞ
みその熟成をすすめる主役はこうじ菌。こうじ菌に含まれる
酵素によって大豆たんはく質はペプチドやアミノ酸に分解させ、
炭水化物は種 の糖類に変わり、さらに乳酸菌や酵母の働きで、
乳酸、アルコール、エステルなどを生成。
これらがみそ独特の味、香りを醸成するもので「こうじ」の良し悪し
でみその出来栄えが左右されるといっても過言ではない。
ふじの木農場ではそのこうじ作りからの手前みそ。
「生こうじ」はなかなか市販されていません。
この時期だけの限定品。予約受け付けます。
○ 1kg 900円・・・お届けは後日お知らせします。
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里いもと冬野菜のみそ汁
@ 里いも、にんじん、大根、は同じくらいの大きさに切る。
A こんにゃくも湯がいで野菜と同じくらいに切っておく。
B 野菜、こんにゃくをだし汁でにて野菜が柔らかくなったら
豚肉(こま切れ)入れ豚肉に火が通ったら長ねぎとみそを入れる。
* 具はそのほか、きのこ類や白菜などなんども相性が合うので工夫を。
里いものごまあえ
@ 里いもは皮をむき、柔らかくなるまでゆでる。
A ごまは香ばしく炒ってすり鉢ですり、みそ、みりん、砂糖、酒を加え
ごまみそを作る。
B ゆでた里いもをごまみそで和える。
★お味噌汁は日本食のスローフードの原点
・栄養たっぷり
みその原料の大豆は、畑の肉といわれるほど良質のたんぱく質が
たくさん含まれている。ビタミン類、無機質、食物繊維なども豊富。
・腸をきれいに
みそに含まれている食物繊維が腸の働きを活発にする。また、
発酵食品なので微生物が増え、腸の働きを助ける。
・消化吸収しやすい
みそに含まれているたんぱく質の30%がアミノ酸になっているので、
大豆で食べるより消化吸収されやすく、また消化酵素が含まれて
いるので、一緒に食べた食品の消化もよくなる。
○具だくさんのみそ汁はすぐれもの
ご飯といえばお味噌汁。このみそ汁の実(み)というものがまた実(じつ)に
すぐれもの。まず、なによりも大豆の栄養がとれる。大豆には心筋梗塞を防ぐ
はたらきがある。また大豆たんぱく質には血管をしなやかにする働き、女性
の乳がんや男性の前立腺がんの予防にも大豆はとても良い。
みそ汁にはいろんな食材を入れることができ、1日30品目が望ましいと
される昨今、みそ汁の具を増やすことで比較的簡単に実行できる。
以前は日本人は高血圧が多いのはみそ汁の塩分のせいなどといわれたが、
野菜をたくさん入れることで簡単に解決ができる。それは野菜に含まれる
カリウムが塩分を排除する働きがあるからである。