野菜BOXたより 2003年2月19日号



   今週のやさい

小松菜     安達徳明 栄町
長ねぎ     坂上徳夫 田上町
かぶ       安達徳明 栄町
         矢代一代 三条市
アスパラ菜   矢代一代
         岩沢平吉 三条市
たくあん漬   鶴巻純一 三条市
じゃがいも   北海道産直センター
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○2月は6品ですみません・・・。

 先の1月15日付けボックスだよりで書かせていただいたのですが、
2月の野菜ボックスを相談する中で、昨年末来の異常天候で2月の
予定では入れる「物」がない状況に陥り(地元野菜類にとっては冬場
を迎えることもあり)心苦しいことではありましたが、6品でお願いしたい
旨を載せたものです。

○3月の予定は7品で行きます。

 日も長くなり、暖かさも増しています。春ももうすぐですね。
寒さに伸び悩んだアスパラ菜も暖かくなって順調に伸びています。
田上・熊倉一夫さんの平場飼い鶏もたまごを生む数が増してきた
ことからボックス対応が可能になりました。
(鶏は日照時間によって産卵量が変化するとか)
味噌つくりが始まったことから「甘酒」も1回予定しています。

○ 作物は天候に左右される。

 事務局である私(捧)が県央センターで仕事をする
ようになって、今回はじめてこのような「野菜不足」
の経験でした。
ハウス栽培が定着したこともあり、全然「物(野菜)」が無い
ということにはならなかったものの、低温で作物が育たない、
だめになったという現象は、種や苗、肥料などすでに使って
の未収獲は農家にとっても収入の道が途絶えることであり、
消費者以上に苦しいもの。
あらためて農作物はお天気に影響されることが実感した
ものでした。
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   次回(2/26)やさい
アスパラ菜 里いも 豆腐
みず菜 玉ねぎ れんこん
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 ★ たくあん漬け

 大根を10日間ほど干してから漬け込みました(12月)
漬け込み材料は塩、砂糖、酢、醤油、本だしで米ぬかは
入れません。色出しには紅花を一緒に漬け込んでいます。
(たくあんについている赤のが花びらです)
減塩傾向ですので、米ぬかにするとカビがでやすいようです。
添加物等は一切入っていませんので冷蔵庫で保存して下さい。


 ★ かぶ

  形は小振りでも栄養はバツグン
@ 根株はデンプン分解酵素のジアスターゼ消化酵素が豊富
A 食物繊維のリグニンがコレストロール抑制
B 葉茎はカロリン、ビタミンCが豊富
C カルシウムの吸収を助けるビタミンK、カリウム、亜鉛など
  の微量元素が豊富。
D 葉茎には活性酸素を抑制するフェノール化合物が含まれ、
  老化防止、生活習慣病の予防、動脈硬化の予防など効果が。

 ★ かぶの葉の健康ふりかけ

@ 葉はゆでて、水気を良く絞って小口きりにする。
A フライパンに油を熱し、シラス干しを中火で炒め、
  醤油、みりんを加えいり煮する。
B Aの水分がとんでパラパラの状態になったら粗く
  すった白ごまを加え、更に1分間炒めて風味を出す。

 ★ かぶとベーコンのスープ煮

@ かぶは大きさによりたて3〜4に切る。
 (皮をむいて面取りすると煮崩れず、味もしみこむ)
A 1口大に切ったベーコンと一緒に煮る。
  味付けはコンソメスープ、塩、故障でベーコンの味
  がかぶに浸しておいしいスープ煮の出来上がり。
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  『味噌つくりに入りました』
                       ふじの木農場
 17日から味噌作りをはじめました。
麹を希望の方には26日にお届けできます。
(今年はちょっと遅くなってすみません)
麹は生ものです。味噌作りですぐ利用
できない時は塩を混ぜておきましょう。
なるべく早くお使いください。


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