野菜BOXたより 2003年3月12日号
今週のやさい
小松菜 安達徳明 栄町
れんこん 堀一郎 中之島町
里いも 岩沢平吉 三条市
アスパラ菜
矢代一代
甘酒 ふじの木農場
玉ねぎ 北海道産直センター
豆腐 栄町産大豆
* コシヒカリ麹とこがねもち(もち米)だけで作った純正の
甘酒です。冷蔵庫で保存し早めにお飲みください。
次週(3/19)
アスパラ菜 にんじん じゃがいも
長ねぎ ほうれん草 たまご(2品分)
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甘酒講NHK人間講座発酵は力なり〜食と人類の知恵より
○あま酒は天然の総合ビタミンドリンク
○江戸時代の夏バテ防止に、夏の季語にも 蒸した米(もち米)に
麹を加え、一定の温度と時間を置くと甘酒ができますが、米の
デンプンが麹菌の分泌した糖化酵素(アミラーゼ)の力でブドウ糖
になり、甘酒特有の甘味ができあがります。甘酒にはブドウ糖のほか、
人間が生きていくために不可欠なビタミン類が実に多く含まれています。
麹菌が繁殖するときに、ビタミンB1 ,B2、B6、パントテン酸、イノシトール、
ビオチンなど、すべての天然型吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、
それが甘酒に溶出されてくるもので、総合ビタミンドリンクでもあるのです。
また自然食品の中では天然必須アミノ酸を最も多く含む飲み物として、
現代の医学に置き換えると、病院での点滴による栄養剤の補給と同じ
効果があるとも言われています
江戸時代には夏の時期が一番死亡率が高かったことで、夏になると甘酒屋
がたくさん街にでて、一杯四文ぐらいで売っていたことを、喜田川守貞著
『守貞漫稿』の書物が伝えています。それを物語るものとして、俳句の季語を
調べると甘酒は今でも夏の季語となっているということで、江度時代の人々は、
夏バテ予防の栄養ドリンクとして甘酒を飲んでいたという先人の知恵には驚き
さえ感じます。甘酒を毎日湯のみ茶碗に一杯飲んで会社や学校にいけば、
点滴を打って出かけるようなものですが、美白効果もあるそうです。
市販のジュースでは得れない本物の栄養ドリンク剤として「甘酒」を今もっと
見直したいものですね。 ふじの木農場では「麹」を作り、味噌に、甘酒にし、
さらに塩麹にして保存しています。
あまざけ飲み方
分量の4〜5倍(好みで調節)の水を加え、一度沸騰させてからお飲みください。
加熱中はゆっくりかきまぜること。こげるおそれがあります。また沸とうするとき
泡だって煮こぼれすることもあるのでご注意ください。
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4月のやさい 2回 2400円
4月 2日 ほうれん草 長ねぎ たまご(2品分)とう菜 じゃが玉セット みそ漬け
4月16日 ほうれん草 いちご きゅうり とう菜豆腐 たまご(2品分)
* 毎年のことですがこの時期、4月と5月は月2回でお願いします。
* 5月は21日・28日となります。
はちみつ入り、れんこんの甘酢漬
れんこんはたんぱく質が多いうえに、滋養強壮にもよく、老化を防止する働きがある。
また、はちみつにも、各種のミネラルやビタミンB2、ニコチン酸などのビタミン類が
多く含まれており医学的にも老化防止の特殊な成分を併せ持っている。