野菜BOXたより 2003年7月2日号
今週のやさい とまと 五十嵐昇 三条市 きゅうり 坂田賢一 三条市 大根菜 小杉正司 燕市 とうもろこし(3品分)安達徳明 栄町 な す 五十嵐昇 小杉正司 坂井良永(栄町) *ボックス初お目見え・坂井良永さん 兼業ですが、枝豆の「夏の声」を昨年から 大宮市場へ出荷で農民連の仲間に。 今年はなすにも挑戦です。今回数は少ないですが、 ボックスに出荷します。 坂井さんは三条民商事務局長の方が有名でしょう。 次週(7/9)の野菜 とまと きゅうり 大根菜 たまご(2品分)枝豆(2品分) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ボックス 初物・とうもろこし <由来> 中南米、メキシコの原産で、インディオが栽培を始めてといわれ、 日本には16世紀後半、ポルトガル人によって導入。明治時代主に北 海道で栽培され、急速に普及。 とうもろこしの品種は数千種にものぼり、食用、飼料用、工業用に 栽培されている。食用にはスーイートコーンの一種で、甘味が強く 胚乳組織が緻密で、主に未成熟なものを用いる。 <栄養> 夏の味覚の一つで人気のあるとうもろこし。成分は糖質が主。 ビタミンB1、B2、E、各種のミネラルを含む高エネルギー食品。 特に胚からとるコーン油は不飽和脂肪酸が多く、コレストロール を低下させる働きがあって、動脈硬化症に有効とされる。 <漢方の効果も> 果実の先についている黄色、または赤褐色の毛(花柱)を集めて 日に干したものを生薬名で南蛮毛(なんばんげ)といい、急性腎 炎や妊娠時、むくみとりに、煎じて用いる。 果実は、乾燥したものを粉にし病後の回復期の滋養、強壮に用いる。 <調理> 一般的には蒸かすか焼くが、しょうゆやバターが良く合う、縁日 や夏祭りでの焼きとうもりこしの香りはなんともいえない。 ほかにコーンポタージュ、コーンサラダ、コーンコロッケなどに。 生の粒をすりつぶしてみそ汁に加えて、呉汁風に、すりつぶして てんぷらの衣に用いると風味があって美味。 <保存> 収穫後1日で栄養分も、風味も半減するといわれる。食べきれ ない時は、ゆでてからラップし、冷凍を。解凍は蒸すか、オーブ ンで15〜20分ほど過熱してから調理を。 〜チョットお茶に・コーンホットケーキ〜 @ とうもろこしをゆでて粒をはずしておく A Aをなめらかに混ぜ、@を加える B フライパンを熱してサラダ油をふき込み、Aを流し入れて 両面色よく焼き上げる。 A=ホットミックスケーキミックスパウダー、卵、牛乳 ================================== ―2003/7/3号 新婦人しんぶん必見! ★産直運動・ここにあり!★ とうもろこし今週号(7/2)の一面に載りましたね。 これぞ国産とうもろこし。 農民連の心意気と努力を伝えたいとのグットタイミングな企画。 日本の農業と食料をまもろうと取り組む生産者と消費者の運動として、 新婦人と農民連が共同して取り組んできた産直。特に新聞紙面の 「輸入とうもろこし事情」は消費者には知らされていない輸入ものの 「怖さ」が載っています。自国で賄える食糧は自国で。 グローバル化という風潮にまどわされないで、日本の食料自給率を 向上させることが大切なことです。 ○とうもろこし料理も載ってますね。必見!必見!