野菜BOXたより 2003年8月20日号
今週のやさい とまと 安達徳明(栄町) きゅうり 坂田賢一(三条市) 大根菜 小杉正司(燕市) 枝豆(2品分) 藤田信一(田上町) たまご(2品分)熊倉一夫(田上町) * 大根菜がこの長雨で“でき”が良くありません。 茎も太らず1品分に及ばないことで、梨を加えて代 わりとさせていただきます。(小杉正司) 次週(8/27)のやさい とまと 青菜 きゅうり 梨(2品分)枝豆(2品分) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お盆休みも明け、残暑見舞いを申し上げたいところですが、お天気予報からいくと、 今週後半は晴れるが、2度も梅雨明けしているような配置図であるとのこと。 (NHK・19日) 冷害の被害が予測されることもニュースで伝え始めています。 農家の気がかりが大きくなってきます。県央センター事務局長鶴巻純一さんと 梨農家の小杉さんからの心配事をお伝えします。 <農家の心配事> 今年は天候不順がことのほかひどくて、農産物の生育が思うよにいきません。 7月27日に新潟での梅雨明けが発表されてから曇りや雨の日が多く、ここ6〜7日は 低温注意報が出されています。 稲は出穂開花時期が昨年より5~6日も遅く、開花後も晴れの日がほとんどないため、 デンプンが米粒に充分たまってくれるか心配です。コシヒカリは最高気温の温度の 合計が1000℃必要といわれますが、こんな涼しい日が続くようでは稲刈りは9月下旬頃か、 収量もだいぶ低下するのではないかと心配です。 米業界では買い急ぎの動きがあり、値上がりが出始めています。 政府は備蓄が200万トン以上あるから大丈夫といっていますが、内訳は輸入米が90万トン、 平成13年度以前の古古米、古古古米やエサ米用の古米です。 (200万トンは全国民の約3ヶ月分の消費量です) 果物や野菜類も曇天が続くせいで玉のびや糖度もいまいちです。多くの農家に聞いても いままで経験したことのない天候だと口をそろえています。 天候が相手の作物栽培ですから、天気が回復してくれなければどうすることもできません。 一ヶ月予報では今月下旬から回復の見込みということで、そこに期待しています。 <農家の心配事―その2> やっぱり・低温・秋を感じてか?梨の成熟早い! 平年より開花が遅れた幸水梨ですが、秋の気配を感じたのか、熟すペースが異常に早く、 収獲が間に合わないくらいです。 31日の梨狩には幸水が持つか?と思われますが、―豊水園で梨狩はできます― 雨が多かったせいで、病気やヒビ割れが多いですが、中身は問題がありません。 甘みも心配なく充分にあります。 ○ 家庭用梨たくさんあります (まとまれば配達もします。連絡下さい) 幸水梨は2週間くらいが収獲期間ですが、早まっているので、今月中あるかどうか、 そして低温長雨のせいか、形がふぞろいで家庭用として出荷になっています。 たくさんありますのでぜひご購入ください。 スーパー用大袋 1,000円(約5kg) 小杉農園 小杉正司 (燕市次新223-3) 0256-63-3781 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ めんたいこ入りたまご雑炊 〜疲れた内臓をじんわり活性化の一品〜 @ ご飯はザルに入れてさっと洗う。 A めんたいこは5mm幅の輪切りにする。しいたけは軸を除いて薄く切り、 貝割れ菜は根を切り落とす。 B 鍋でだし汁を煮立て、だし汁で調味し、しいたけとご飯を入れる。 再び煮立ったら火を弱めて6~8分煮る。 C 貝割菜を散らし、たまごを溶いて流し入れ、卵が半熟状になったら めんたいこをのせて、火を止め器に盛る。 * だし汁=酒、みりん、しょうゆ、塩 ●▲■●▼◆●▲■●▼◆●▲■●▼◆●▲■●▼◆●▲■●▼◆●▲■●▼ 梨狩り交流会 8月30日(土)10:00〜12:00 小杉農園 燕市次新223-3 会費 大人1,000円 子供500円 *幸水、または豊水の、梨園へご案内いたします。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■