野菜BOXたより 2003年9月10日号 通巻465号



   今週のやさい

とまと   安達徳明(栄町)
きゅうり  坂田賢一(三条市)
はくさい菜 中村健一(栄町)
長ねぎ   矢代一代(三条市)
かぼちゃ  中村健一(栄町)
梨(2品分)小杉正司(燕市)
     今回は豊水梨です
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   次週(9/17)の野菜
とまと きゅうり とうもろこし*
さつまいも 玉ねぎ 小松菜

* たまごの産む量が減ってきました。
 9月17日に予定してありました熊倉さんちの「たまご」は
ボックス対応分の量が確保できないことで、「とうもろこし」
あるいは「枝豆」かに変更させていただきます。
(すみませんちょっと不確定です)
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   かぼゃ 和風と洋風の煮もの
   【かぼちゃの甘煮】
 〜だし無用。水と調味料だけで煮る方法。かぼちゃだからこそ
                おいしく仕上がる楽しさが〜
@ かぼちゃは種を取り、皮をところどころ残してむき、食べやすい
  大きめの一口大に切る。
A 鍋にかぼちゃを入れ、ひたひたの水と調味料をいれ、火にかける。
B 沸騰したら、中火にして煮含め、煮汁が鍋底にまだ少しのこって
  いるぐらいになったら火を止めて味を含ませる。
● ときどき鍋返しをして全体に味をなじませるとおいしく仕上がる。

【かぼちゃのバター煮】
 〜洋風料理のつけあわせに〜
@ 鍋にバターを溶かし、種を除き、皮の硬いところをそぎ取って
   一口大に切ったかぼちゃを炒める。
A ひたひたまでに水を注ぎ、砂糖、塩を加えてつや良く煮含める。
●手間はかかるが、面取りをすると煮崩れしない。

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 鶏は日照時間の長短によってその産む量が変化するとは以前にも
お知らせしました。産卵は脳下垂体が司り、基本的には夏至と冬至を
サイクルにして回っているそうです。
人工的に電気で明るくしておけばいつでも産む作業はすることで、
大量生産が可能になったものでしょうが、熊倉さんちのにわとり小屋
は電気も水もまったく無い自然の状態で、夏至も過ぎどんどん日が短
くなって産卵数がぐっと落ちてしまっています。

 産卵数は落ちるけれど、その味(中身)が濃くなるようだ、夏場の
産卵量が多い時は味も薄くなるもの、味と産卵量は反比例するみたいだ」
とは“にわとりのお父さん”熊倉さんの弁。

ということで、ミニ企画的に注文を受けることにしました。

○    1パック(10玉)350円
○    配達 9月17日(水)
○    注文締切 9月15日までに
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      10月の野菜  5回 6000円

10月  1日   とまと きゅうり ブロッコリーほうれん草
        しいたけ さつまいも ごぼう
10月  8日  とまと きゅうり ブロッコリーさわし柿 
        れんこん 小松菜サラダはくさい
10月15日  とまと きゅうり ブロッコリ 長ねぎがぶ 
        しいたけ 里いも
10月22日  とまと きゅうり れんこん ほうれん草 
        にんじん さわし柿 ブロッコリー
10月29日  きゅうり ブロッコリー 長ねぎ 青菜里いも 
        きゃべつ 大根
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   小杉さんちの袋梨・注文うけてます! 

 今年のお天気のせいですが、市場向けに不向きな梨が多い年に
なってしまいました。家庭用に袋での注文を受けております。
スーパー用大袋 (約5k入)1,000円
(これからは豊水さらに二十世紀梨になってきます)

 ☆    5kg箱入り梨の宅配もできます。
    5kg2300円(送料別?問い合わせ下さい)

やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から ──────────────────────────────────
2003年9月10日第102号
農民連にいがた県央センター
     .Fax 0256-38-9642
 大地のめぐみ ────────────────────────────────── ○秋になりましたが先月と同じく雨が多いです。地球上の気流の流れが狂った ようで、先月は古老も経験していないような雨続きの月でした。新潟の平均気 温は平年より1℃以上低かったようです。今月はすこしは晴れ間がでましたが、 農家としては空を相手にばくちをしているような感じの年です。 ○稲刈りの時期になりました。早生品種の稲刈りが今月始めから始まりました。 わせじまん、こしいぶきなどの品種で、面積としては少ないですが収穫時期を 迎えました。連日の雨続きで、田んぼが大変ぬかるんでいます。写真ではよく わかりませんが、コンバインのクローラがほとんどもぐってしまうほどのぬか るみです。収量は刈り取った感じでは前年より一俵以上すくなさそうです。 これからでも何とか天候の回復を願うばかりです。
○なし狩りをやりました。運良く晴れた先月30日、果物を栽培している小杉 さんの梨園で、消費者の方15人と農民連会員合わせて20人でなし狩りをし ました。幸水は収穫時期はほぼ終わりの頃でしたが、小杉さんのよい管理で、 おいしい梨をいっぱい食べ、たくさん収穫しました。天候不順の今年は梨の皮 が割れたり、病気が出ているものもありました。右の写真は9月初旬から収穫 する豊水です。大きい梨がたわわに実った畑に参加者は「すごいねー」と驚き の声。春先からの苦労の産物です。
○お米は10年ぶりの不作です。新潟はやや不良の程度ですが、東北は 「著しい不良」「不良」の県が続出し不足の感が出ています。政府備蓄は 古古々米以下です。農民連のお米を追加で必要の方は早期にお願いします。

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