野菜BOXたより 2003年9月17日号 通巻466号
今週のやさい とまと 安達徳明(栄町) とうもろこし(2品分) 同 きゅうり 坂田賢一(三条市) 大根菜 五十嵐昇(三条市) さつまいも 同 玉ねぎ 藤田信一 (田上町) 坂田賢一(三条市) * 今回のとまとはちょっと小粒のフルーツとまと 次週(9/24)野菜 とまと きゅうり 小松菜 長ねぎ 里いも 梨(2品分) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ =さつまいもで手作りおやつを= 懐かしい さつまいものかりん糖 さつまいもを拍子木切りにしてさっと揚げ、もう一度カリカリに なるまで揚げる。 (焦がさないように注意) 大き目の鍋に砂糖を水少々で煮溶かし、粘りが出てきたら、揚げた イモを入れて、弱火でパラパラになるまで炒りつければ出来上がり。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− さつまいも くせのない自然の甘味をもつさつまいもは、おかずとして利用される だけでなく、和菓子や洋菓子の材料としても活躍。主成分は炭水化物で、 その他にもビタミンCやベーター・カロチン、ビタミンB1・B2、食物 繊維、カリウムなども含んだ健康食品。 さつまいもの甘味は、アミラーゼという酵素がでんぷんを分解して糖 化することで生まれる。このアミラーゼは、ゆっくりと時間をかけて加 熱すると活動が活発になり、甘味が増す。時間をかけて焼いた石焼いも のほうが、電子レンジで短時間に加熱したいもより甘いにはそのため。 たっぷりの食物繊維が便秘解消につながり大腸ガン予防に。 【いもがゆ】 うっすらと甘味の残る素朴なかゆ。夏に飲みすぎて疲れた胃腸に。 @ 米は洗って、約6倍の水に30分ほどつけておく。 A さつまいもは厚めに皮をむき、食べやすいさいの目切りにして 水につけておく。 B 米を火にかけて炊き、米に火が通ったらさつまいもを加えて弱 火にし、コトコト煮込む。 C 火が通ってふっくら炊き上がったら火を止め、塩を少々加えて ひとまぜする。 <メモ> 長いも、里いも、じゃがいもなどでも美味しく仕上がる。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 食情報---- 食べもの通信9月号より 「野菜」食の外部化進み家庭需要減る一方農林水産省政策研究所は、 おもな野菜13品目の用途別需要量を調べた。これは、各野菜が家庭 消費量や業務用(中食、外食)、加工原料にどのくらいの割合で使 われているかを調べたもので、家庭消費量が5割を越したものは ピーマン、ナス、キュウリ、ホウレンソウ、キャベツの5品目のみ であった。 一方では加工用が多いのは、トマト、ハクサイ、ダイコンなど。 トマトはジュースやケチャップの原料に使われるため、ハクサイや ダイコンは漬物用が多いためとみられる。トマトは家庭消費が 41%で最も低かった。同研究所では「食の外部化が進み今後、 加工用や業務用の需要はさらに増える。産地の需要を踏まえ、 品目ごとに品種や販売方法などの対応がさらに求められてくる だろうと指摘している。 (7月9日 日本農業)