☆★ たみこの野菜BOXたより ★☆  2003年10月1日 通巻468号

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   今週のやさい

とまと       安達徳明(栄町)
ブロッコリー
ほうれん草
きゅうり     坂田賢一(三条市)
しいたけ    五十嵐昇(三条市)
さつまいも
ごぼう      中村健一(栄町)

次週(10/8)の野菜

とまと きゅうり ブロッコリー 
小松菜 さわし柿 サラダはくさい

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 本格的な秋ですね。野菜も豊富になってきました。
さて、どの野菜のレシピにしようかと、迷ってしまう秋野菜。
で今回は「ごぼう」でいこう!

   “脳卒中の予防”になるレシピ 紹介
    =根っこ野菜健康法=より

   タマネギとゴボウの薬味サラダ

@ タマネギは薄くスライスして水にさらしておく。
A ゴボウは皮をこそげとって、ささがきにし、水につけて
  アク抜きをして、さっと熱湯に通す。
B ネギは小口切り、ワカメは水にもどしておく。
C プチトマトはたて半分に切っておく。
D 薬味ソースを作り、すべての材料を混ぜあえあせておく。
E @、A、Bそれぞれ水をよく切り、混ぜ合わせ、彩りにプチトマトを飾り、
  薬味ソースを添えて供す。
薬味ソース
酢---------------大さじ1 ごま油------------大さじ1 しょうゆ---------大さじ1〜2
酒---------------大さじ1 砂糖------------- 小さじ1 豆板醤----------大さじ1/4
スープ------------大さじ1 すりゴマ-----------大さじ1 じょうが---------大さじ1
長ねぎみじん切り--大さじ1 ニンニクみじん切り--大さじ1

根っこ野菜の代表格 “ごぼう”

○根っこ野菜は体にいいといわれるけど?
1番目、土中の栄養分を十分に吸収し、貯蔵している。
2番目、日光に当たらないのでその栄養分が安定していること。紫外線の作用で、成分が変化しない。
3番目、成長に必要な成分であるアミノ酸を多く含み、そのうえ体に必要な微量成分、ホルモンの働き
     をよくしたり、体内の酵素の働きを活発にしたりする成分が豊富。
4番目、調理しても栄養成分があまり減らない。ホウレンソウを5分間ゆがくと栄養成分が80%抜けて
     しまうが、イモ類は加熱しても20数%しか栄養成分が抜けない。

○根っこ野菜は葉もの野菜よりもいいの?
葉もの野菜ももちろん体にいいが、ただ薬効という点からの比較だと、漢方の主要な生薬200種を
分類すると葉物は15種で根物は93種。体に対する効能は幅広く豊かであることは確か。

○根っこやさいの不思議
生で食べる場合と加熱調理では薬効が違ってくる。カブやダイコンを生のまますりおろして食べると、
炎症を抑えたり、体を冷やす働きがある。  
逆に煮たり蒸したりすると、体を温めて胃腸の働きを活発にする。

薬学博士 田村哲彦氏の著書
「根っこ野菜健康法」より


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