野菜BOXたより 2002年5月29日号
ファミレスのほうれん草からも残留農薬!!
原産は中国産(やっぱり!)
年間13億人が利用し、幼児からお年寄りまで家族がそろって、食事を楽しむ
ファミリーレストランのほうれん草ソテーも、「発ガン性の強い残留農薬に汚染」
されていた。
こんなショックングな事実が農民連分析センターの検査で明らかにされました。
検出されたのは、シロアリ駆除剤に使われるクロルピリホス、エンドレスファン、
PP-DDEなど。ともに発ガン性、遺伝毒性、のあるたいへん毒性が強いもの。
昨年1年間の野菜輸入量は、過去最高の260万d。そのうち中国産は、
149万dで全体の52%。年々増加する輸入野菜の中で、とくに目立った
伸びを示しています。
輸入品が9割を占める冷凍野菜の中での中国産の割合も63%と、
日本国内に大量に出回っている輸入野菜が農薬まみれという事実
に背筋の寒くなる思いです。!
健康に直接かかわりのある食料、食べ物が、開発輸入により、安ければいい
というグローバル経済の、市場経済に投げ込まれてしまっている現状が
こうした形で露呈してきているといえます。
しかし、国内農業をキチンと育て育成していくという国の姿勢はありません。
危ない農薬をあまり使わないでできる日本の産地を大事にし、米と
野菜は地産地消でいこう!これが産直運動の根本精神です。
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