野菜BOXたより 2001年12月26日号
次週(1/9)の野菜 アスパラ菜 長ねぎ にんじん 大根 じゃがいも とうふ --------------------------------------------- 次週は新年初回1月9日からです 新大豆でつくった中村とうふ屋さんのとうふが入ります。 「2・3丁よけいほしい」という方、連絡下さい。 とうふは大豆をとうふ屋さんに持ち込んで作ってもらって います。 三条市でとうふ作りをやっている中村とうふ屋さんは、昔 ながらのとうふ職人。「美味しいとうふ作り」でテレビ取材も 受けた事があり、新潟から買いに来る人もいたりするぼど。 普段の大豆は中国産を使用していますが、評判が良く スーパーでも、「中村さんのとうふ」でコーナーができている くらい。 県央センターでは、ボックスにとうふを入れたいと大豆を持 ち込み、特別に作ってもらうもので、出来たとうふは買い取り をしています。そのためボックスの数よりよけい出来ますので、 個々の対応が可能です。どうぞ申し込みを。 ちなみに国産大豆は中国産大豆の2〜3倍の値だそうで、 (30k袋)とても使えないということです。 今年も野菜ボックスの 利用ありがとうございました 今週のボックスで今年も最後になりました。2001年もあと 残すところわずかです。 2001年は激動の年でした。特にあの「同時多発テロ」から 発した「戦争行為」には胸が痛みます。 特にテルビに映し出されたアフガンの地は荒涼とした砂と 岩が延々と続き、果たしてどんな作物が出来るのだろうと、 画面の映像に思いをはせます。また戦争という行為がすべて を破壊するなにものでもないとということもあの「テレビ画面」 を通して知らされるものです。 作物を育て、命の糧を作り出す農民はいつの時代でも平和で なければ農耕に勤しめないもの。 来る年は、明るく希望のもてる明日に 向かって皆で努力しよう、 そんな年にしていきたいものですね。 ようやくの暫定政権のもとで 人々の動きが伝わってきていますが、希望がもてる明日にな るよう願わずにいられません。 南西アジアや中近東は降水量が極端に少なく、農作物が豊かに 稔るという地でないといいます。 近年温暖化が懸念され、かたや大雨や日照不足で作物が不出来と、 憂う状況が生まれるなど、気象条件に左右される農産物、 そんなことを考えてみると、日本の海洋性の気候は作物に適した 気候風土にあることがたいへんありがたいことです。 豊かな自然と北から南までの長い列島を生かした作物作りを 大切にし継承していくための支えをしなければならないはず。 政府の対応は農民の願いのセーフガードつぶし、狂牛病対策の遅れ、 さらに六年連続の米価引き下げです。 こうした事態の中なんとかして農業を守ろうと、全国の農民連は 消費者の皆さんと一緒に今年も「日本には農村と農業(家族農業) が必要だ」ということでいろんな運動をやってきました。 来る年も多難な問題が山積みのようですが、お天道様の下、 大地に根の張った運動をご一緒にに頑張りたいと思います。 どうかよろしくお願いいたします。 農民連県央センター 一同 =================================== 新潟のお正月料理 煮なます 長い冬に備えて保存しておいた大根を使った一品。 普通のなますより日持ちがするので、多めに作ると 保存食に。お正月の疲れた胃をやさしくいやしてくれ、 さっぱりした味が喜ばれます。 ◆材料(4人分) 大根……350g 打ち豆…20g 酢……大さじ2 砂糖…おおさじ2 塩……少々 (作り方) @ 大根は厚く皮をむき、(鬼おろし)粗くおろす。 大根を軽くしぼり、その汁で打ち豆を煮る。 A 鍋に大根おろしを入れ、さっとかえして火を止める。 B さめたら調味料を入れてまぜる。 ========================================