野菜BOXたより  2001年6月27日号

 次週(7/4)の野菜 とまと きゅうり 大根菜 じゃがいも とうもろこし(2品分)    梅雨真っ盛り  「食中毒対策に、生物は火を通すなどの注意」は当然ですが、 「腸をきれいにしておくことと、大腸菌(O−157)などに負けない良い菌を たくさん摂っておくこと」…抵抗力のある腸にしておくことが大事なこと。 良い菌を摂るということは、発酵したものを選べばいいとのことで、味噌、 醤油、納豆、さらに酒、ビールもいいそうな。さらに腸をきれいにするには 繊維質の多い野菜をとり、日本型食生活を行うことであり、発酵した肥料を たっぷり使った野菜は体の中の抵抗力を強める働きが増すのだ。 抗菌、除菌があまりにも過ぎるとかえって抵抗力を失うということが言える。 高温多湿の日本の風土は「菌」とも上手くつきあう 「抵抗力のある体」を作っていこう。   夏に『お茶』はいかが! アレルギー・花粉症・接触性皮膚炎に、さらに高血圧、高脂血症 ストレス・眠気・老化・ガン・疲労など、成分効果の有効性は大きい 静岡の農民連のお茶をご賞味下さい。 食後の飲み物として日本人の食生活を支えている緑茶はツバキ 科の植物。日本に伝来してきたのは平安時代のこと。 それから番茶や煎茶、ほうじ茶、抹茶など、おいしく飲むための加 工法はさまざま開発されたものの、その薬効については、ほとんど研 究がすすんでないのが実情でした。 ところが十数年前、ある研究者が静岡県のお茶どころでは、ガンで 死亡する人達がとても少ないという事実に着目。 また、最近ではフラボイノド、多糖類、フッ素などの緑茶成分がガン 抑圧をはじめ、さまざまな働きをするということで注目されてきている。 中でもアレルギーに有効な成分が含まれていて、茶葉に含まれる 渋みのカテキンが注目される。 一般にはタンニンと呼ばれ、血液の中に入り込み、アレルギーを引 き起こす物質が放出されるのをくい止めてくれといわれる。 この働きが花粉症やアレブギー性皮膚炎に有効に作用する。 昔はお茶は『薬』としての飲んだということはうなずけますね。   ◇きゅうりもおかずに    <さっぱりとしている初夏向きのメニュー>  きゅうりとあじの和えもの @ きゅうりをごく薄く輪切りし、塩水に漬け、しんなりしたら絞って   水気をよく切っておく。 A あじは3枚におろし、塩をきつめにふり、15分したらざっと洗い、   酢に漬ける。10分おいて骨を抜き、皮をはいでそぎ切りにする。 B しょうがは皮をむき薄く切って、さっと熱湯にくぐらせ、すぐに   甘酢につけてる。 C そこにきゅうりとあじも入れ、和える。  (甘酢=酢大さじ2 砂糖大さじ1 塩小さじ1/3)    <きゅうり=生で食べる、だけでないレシピ>  きゅうりと牛肉の炒めもの @ きゅうりは3cm長さに切り、ボウルに入れ、塩をひってしばらくおき、   水気が出たらしぼる。 A 牛肉にAとにんにくを混ぜ、片栗粉も混ぜる。 B 中華鍋にサラダ油を入れ、Aをほぐし炒め、色が変わったら取り出す。 C 中華鍋にきゅうりと赤ピーマンを入れて炒め、Bをもどし、しょうゆを   鍋肌から入れ、こしょうをふって炒め合わせ、手早く皿に盛る。   (A=ごま油、酢、砂糖、酒…それぞれ好み) ★ きゅうりは縦て半分に切り、スプーンで種を取ってから切り分け   塩をして水気を出す。きゅうり自体の水分を取り除くと炒めた   ときカリッと仕上がる。 ためしてごらん お茶は<におい消し>にもいい! ○ 魚を焼くとどうしても生臭いにおいが部屋の中にのこりがち。  そんなときは、まだ熱い魚焼き網の上にほうじ茶の葉をパラパラと  振りかけると、余熱で芳香が漂い、生臭さが消える。 ○ ストーブに灯油を入れるとき、灯油が手について、石鹸で  洗ってもなかなか臭いがとれないときは、出がらしのお茶の  葉でこすると、すぐにおいが消える。

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