野菜BOXたより 2001年7月18日号
| 次週(7/25)の野菜 |
とまと 小松菜 玉ねぎ
じゃがいも なす 枝豆 |
新潟県もつゆあけとなりました。その前からもうすでに
暑い暑い日が続いてかなり堪えています。
作物も大変で、特に葉物は伸びません。今回のほうれん草もなかなか太らなく、
ボックスの日が来ました。
作物はボックスの日にあわせてちょうど良くとはいかず、農家の心情としては
もう少し畑に置きたいという時もあります。
今回のほうれん草もやや小振りで束が小さくなってしまうので、その分
「枝豆」を増量してみなさんにお届けしたいと提供の田上の坂上さんです。
えだまめ祭りのご案内
畑から枝豆を引っこ抜いてもちかえれます!
1mのひもに束ねられるだけの枝豆をどうぞ。
○ 7月29日(日) 朝7時から10時
○ 栄町大豆畑トラストの「えだまめ」畑に集合
○ 参加費1人300円
1mのひも=1000円でお買い求めを。
「えだまめ」を「こぎで」「もいで」その場で茹でます。
朝取りの美味しい「えだまめ」をご賞味下さい。
* 汚れてもいい服装、帽子、軍手、タオルなどで。
たてのとうもろこし、とまと、桃なども用意致します。
<高温続きで「えだまめ祭り」が早まりました>
当初8月11日(土)を予定していましたが、この天気やや
異常とも思える高温続きで、いつもより生育が大変早まり
とても予定の8月11日まで持たない状況です、急ですが、
上記の日程に変更することでご了解をお願いするものです。
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夏向きのレシピ・簡単に2品
暑い時期で、お料理するのもおっくうになりがち、
そこで簡単にできて、ビールのおつまみにもグーで、
美味しいという欲張りなレシピを。
◇トマトと牛肉のオイスターソースいため
@ 牛肉はひと口大に切る。トマトはざく切り、レタスはひと口大にちぎる。
A 牛肉を炒め、トマト、レタスを加えて炒め、塩、こしょう、オイスター
ソースで味付けする。
◇ 白髪ねぎとジャコの明太子サラダ
@ ねぎは白い部分を4〜5cm長さのごく細いせん切りにし、
10分ほどでざるにあげる。
A チリメンジャコは熱湯をかけ、その後しょうが汁をかける。
B 明太子ドレッシングをつくる。
=明太子、おろししょうが、サラダ油、ワインビネガー=
C @のねぎとAのチリメンジャコを混ぜて器に盛る。Bの明
太子ドレッシングを加え軽く混ぜる。
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農民連にいがた
県央センター ニュース
朝市・盛況!
6月3日 オープニングセールでは全員が参加。
おこわをサービスで振る舞いました。
○5月の動き
5月11日 新婦人との産直協議会
5月14日 野菜栽培打合会
県連役員会
5月16日 北陸ブロック会議
5月20日 田植え交流会
5月28日 農業経営費つけ方勉強会
○ 6月の動き
6月3日 ながおか医療生協朝市・開始
6月4日 野菜打合会
6月7・8日 全国産直協総会
6月11日 減反対応の相談会
6月15日 新婦人との産直協議会
6月17日 新婦人三条支部・バザー出店
「農民連出荷の枝豆を作りませんか」
呼びかけに答えて、5名が申請。
全国の農民連組織では今卸市場の農民連コーナーを作って各県組織が共同で
出荷を行っています。
新潟県農民連では昨年、埼玉県の2カ所の市場の農民連コーナーに枝豆を
出荷し市場から高い評価を受けて、今年は出荷を増やしてほしいと要望さ
れています。
「物を作ってこそ農民」、県央センターも新潟県農民連の共同メンバー
として参加をし、市場出荷の枝豆作りに挑戦です。
統一した基準もあることから、下越センターの行った講習会や打ち合わせ
会へ出向き、10日頃をめどに出荷計画表の作成に入ります。「目あわせ」
にも出荷者は必ず出向き品質が不揃いのないような取り組みが要求されます。
運送方法、箱の集積場所、包装荷など細かいこともでてき、忙しくなって
きますが、なんとか成功させるようみんなで知恵や力を出し合っていきましょう。
○ 栄町大豆畑トラスト 今年もやります。
消費者と一緒に大豆と日本の農業を守ろうという呼びかけの「大豆畑トラスト」
ですが、3年目になりました。昨年から引きの続き参加を含め、54名
(57口)が参加です。
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茨城県は近い?!
事務局次長 捧たみ子
今回の会場は北茨城市(茨城県の北の端の)太平洋の荒波が眼下に打ち寄せる景勝地、
五浦海岸(いづらとよむ )の観光ホテルです。
会場へのアクセスは盤越道終点から常磐自動車道へ入ってわりとすぐの福島
県との県境の地でした。
茨城県といえば、関東圏で列島横断をしていく、ちょっと遠いところというイメー
ジしか持たない私でしたが…なんと半日もかからず着いたのです。
これには驚きですが、盤越道の開通で太平洋との距離がずっと短縮していたと
は認識不足でした。
福島県境近くだったことなのでしょうが、それにしても茨城県はそう遠いところで
はなかった…のでした。
それとこの景勝地、太平洋を眺めつつの露天風も入れて気分良好の地でした。
産直協総会参加は2回目。県央センターに入りがけの年でしたが、あの頃よりず
っと大きく広がっていることが、各地の報告や議案の中からうかがえます。
「作ってこそ農民」のこの呼びかけは、本気になってつくる人を増やす運動で、
農民にとって基本です。
大手市場からの注文やネットワークを生かしての広がり、消費者と、いかに共同
し、納得のいく価格で、運動を進められるか、まだまだこれからとはいうものの、全
国ネットで展望が出てきているという今回の産直協総会でした。
産直では新潟県はまだ後進県にいますが、豊かな土壌や気候を生かした生産
物を作れるところ。これから伸びるところです。総会は各地の様子を聞くだけでも、
大変勉強になります。機会がありましたら、他の方も今度参加されるようおすすめし
ます。
◎茨城県農民連産の食材がふんだんに使われた懇親会でした。
宴会のお膳の上にこんな献立表があり、そのほかにも枝豆やとうもろこし、果物、
さらには地酒も沢山用意されるなど、農民連の宴会はいつもそれぞれの自慢の
「食材」で賑わうのです。
これも農民連の集まりの魅力の一つでしょうね。
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○ 7月の予定
7月2日 野菜打合会
7月7日 県連役員会
7月12日 大豆畑トラスト打合会
7月19日 県央役員会
○ 8月の予定
8月2日 朝市・花火見学兼歓談会
8月6日 野菜打合会
8月11日 えだまめ祭り、−大豆畑トラスト−
8月19日 梨狩り
8月28日〜30日 全国研究・交流集会−東京
◇ 編集後記◇―――――――――――
梅雨真っ盛りですが、時たまの晴れ間の日射しはすでに夏の天気。
朝市が始まっていまのところ順調にいっているようですが、
11月までの間の長丁場、協力してがんばりましょう。
枝豆出荷もいよいよ7月下旬からですし、参議院選挙も12日公示と、
日本の夏も暑いなあ。
いろいろ忙しいことでしょうが、農業つぶしの政治を変えたいという
思いをバネに、工夫したやり方を考えないと。(T)
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