野菜BOXたより 2001年9月19日号
県央センターと新婦人のやさいボックスが 丸10年目を迎えます 1991年9月7日の第1号はお知らせで、実質10月2日を2号として野菜の提供が 開始されました。10月16日4号目から長岡へとなっています。 当時はまだ事務所はなく事務局長の鶴巻さんの自宅が連絡先になっており、 9月の台風被害による青森の落下りんごの注文も受けたことなどが書かれて 有りました。 10年の歳月を続けて来れた事、本当に貴重な財産ですね。 現在は10年前とは比較にならないほど状況は変化し、対応の困難さも有りますが、 この節目を記念し、皆さんとひざ付き合わせた懇談ができればと願っております。 どうぞよろしくお願いいたします。 -------------------------------------------------------------------------- 県央センターの野菜産直・紐解くと…なんと10年目! 県央センターの副会長中村健一さんの息子正さんは、今年の夏は 「卒論」の資料収集にあちこと出むいています。県央センターにも 産直をやり始めた頃からの資料を求められ、やさいボックスの綴りを 紐解いてみました。 なんと10年前の9月から産直やさいボックスが開始したのです 1991年9月7日が第1号になっていました。その頃は事務所もなく 事務局長の鶴巻さんの自宅が連絡先の電話になっていて、 三条で19ボックスからとなっています。 4号通信から長岡の新婦人とボックス開始、9月ゆえに台風被害による 青森の落下りんごの注文も受けたことが書いてあります。 輸入野菜の増加や国内自給率の低下、後継者不足の農家の現状等も まったくかわらず、むしろ悪化していく様子などなどがボックスの 10年の綴りからはうかがえられものです。 (ボックスだよりは10年分綴って有ります) そんな中で美味しいということで励まされ、新鮮で、安心だということ で生産意欲を燃やし、そしてなにより 「お互いに顔の見えるつながりー農家の親戚ができた」という消費者の声が 「やさいボックス」のうまさをプラスにしているんだということが、 10年の流れで感じられました。 10年の歳月を続けてこれたことは本当に貴重な宝です。お互いの理解と 努力がなければ続かない産直運動でした。県央センターでは味噌産直が加わり、 梨狩りのイベントが増え、大豆畑トラストのあらたな広がりと新しい運動が プラスすることで独自の努力もしてきています。 今現実には10年前とは比較にならないほど状況は変化し、対応の困難さも ありますが、お互いに知恵を出し合い、協力していく前向きの姿勢があれば なんとかがんばれる、あまり気張らずに「農家的」おおらかさでふんばって いきたいものです。 --------------------------------------------------------------------- 次週の野菜(9/26) とまと ほうれん草 たまご ごぼう 梨(2品分) 9月16日の稲刈り交流会 ○野菜産直が10年目。一口に10年といってもやはり長いですね。 よくやってきたね、って喜び合いたいところですね。ちなみに私、 捧たみ子が事務局として県央センターに入ったのも96年ですが9月からでした。