新婦人と農民連を結ぶ産直通信 2005年1月5日 527号 ボックスだより 農民連にいがた県央センター 三条市北入蔵2丁目1-29 TEL.FAX 0256-38-9642 ----------------------------------------------------------- 新年あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします 今週のやさい アスパラ菜 矢代一代(三条市) ほうれん草 矢代一代(三条市) 長ネギ 佐藤徹(見附市) れんこん 堀一郎(中ノ島町) 里いも 藤田信一(田上町) じゃがいも 五十嵐昇(三条市) きゃべつ 坂上徳夫(田上町) 次週(1/12)の野菜 アスパラ菜 小松菜 玉ねぎ にんじん 納豆 白菜漬 大根 −−−−−−−−−−−−−−−−− 酉年に、鳥にちなんだ古言時評を二つ三つ ▼ このごろ農家では鶏を飼う人が少ないが、昔はみな飼っていた。 鶏は「時をつくる」(鶏が鳴いて夜明けを知らせる=広辞苑) 習性があるので、鶏の鳴き声がうまい男に鳴かせて夜が明けない のに関門を開けさせ、犬のまねの上手な男に盗みをさせて逃げ切 ったという中国の故事を「鶏鳴狗盗」という(大字源) ▼ 自民党が長年、あれだけの軍備をもつ自衛隊を「軍隊ではない」 といい続け、アメリカの戦争に協力しながら「給水」「人道・復興支援」 だとNHKに宣伝させるのは、「鶏鳴狗盗」の比ではない大うそつき ▼ 「魚は水を得てゆけども水を忘る。鳥は風に乗って飛ぶも風を知らず」 憲法9条のありがたみも同じように忘られては困る ▼ 欧米側の情報だけでは、WTOはお先真っ暗。非同盟や発展途上国の流れ について、今こそ「時をつくる」とき ▼ 「一目の網は鳥を得べからず」。一つしか目がない網では鳥は獲れない。 多くの目がある編みでこそ ▼ 農民連も酉年を飛翔の年に。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎旬の味 きゃべつの炊き込みごはん 具をきゃべつで!という発想で炊くご飯 スープ(みそ汁)にもいろんな野菜を入れ、お漬け物があれば、 充分満足な栄養が取れます。 @ 米(2合)をといで、普通の分量の水に30分以上つけて 炊飯器の中にいれておく。 A きゃべつは1.5cm角に切る(葉の芯の部分は薄切り)にんじん は薄いイチョウ切り、ホタテ缶は汁を絞る。(缶の汁を入れる ので缶分の水を炊飯器から抜く) B 炊飯器の米の上ににんじん、きゃべつ、ホタテ缶、缶汁、 しょうゆ、こしょうの順に入れ、コンソメ スープの素を小さじ1を加えて、普通に炊く。 C 炊き上がったら、全体を混ぜて味をみて、塩分がたらないよう なら塩か醤油で混ぜる。 D 好みでバターを加えて混ぜる(あっさりあじが好きなら入れない) 美味しく炊こう・炊き込みご飯 〜作る時の水分目安がめんどうだよぉ〜という貴女 ----ここがポイント--- 「入れる液体の調味量分」を炊飯器のメモリから減らす <例> 2合の米にしょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、合計おおさじ3を入れる という場合、炊飯器の2合の水のメモリまで普通に水を入れた後、大さじ3を抜く。 水の出そうな具の時はやや控めに、水を吸いそうな具の時は多めに。