新婦人と農民連を結ぶ産直通信 2005年1月12日 528号
 ボックスだより
農民連にいがた県央センター   三条市北入蔵2丁目1-29  
               TEL.FAX 0256-38-9642
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  今週のやさい
かぶ   矢代一代(三条市)
小松菜  五十嵐昇(三条市)
長いも  中村健一(栄町)
大根   藤田信一(田上町)
     坂上徳夫(田上町)
納豆   西潟和幸(三条市)
白菜漬け 安達徳明(栄町)
玉ねぎ  北海道小清水産直センター

★アスパラ菜→かぶ
 今まで割りに暖かったので伸びすぎてしまい、ちょうど切れ目に
 なってしまいました。
★にんじん→長いも
 にんじんが少々傷んできています。代わりに長いもを。

★今週から北海道産の玉ねぎ、じゃがいもになります。
 小清水産直センターからのメッセージ
 オホーツク海のほとりにある町です。目をとじて北海道の形を
 イメージしてください。東部知床半島があってその付け根に
 位置する所---- そこがオホーツクの大地「こしみず」です。

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◇ 野菜をたくさん食べるために◇
  〜漬けておいしくいただこう!〜

  かぶやだいこんのレモン漬

レモン、みかん、ゆずなどの柑橘類には、クエン酸、リンゴ酸などの
有機酸が含まれています。これらの酸は、整腸作用や、食欲を刺激す
る働きがあるほか、体内でたんはく質、炭水化物、脂質などの燃料を
スムーズにして新陳代謝を盛んにします。疲労回復などの効果もあり、
またかぶやだいこんにはビタミンCや各種消化酵素が含まれているので
疲れた胃腸に良いものです。

【材料】
かぶ(またはだいこん)レモンまたはゆず
酢カップ1/2 砂糖またははちみつ大さじ1/2
塩小さじ1
【作りかた】
かぶは皮をむいて二つ割りから四つ割り。
塩をまぶして2時間くらいおくと漬け液がしみだしてかぶがしんなりする。
軽く絞って、酢と砂糖を混ぜ合わせた甘酢液に漬け込む。これにレモンを
薄く切って入れ、ゆずのばあいは果肉の汁を絞って入れる。半日くらいで
置くと味がなじんでおいしい。

=応用=
▽大根も食べやすい大きさに切って同じように漬け込む
▽長いもは拍子切りにし、トウガラシの輪切りを入れ、半日ほど漬け込む。
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  今年の“食”のテーマは「食の文化」をつたえるということ---

ほんのわずかでも「和食」を優位に置く。そうしないと国の存亡にかかわります。
と言い切るのは、順天堂大学で医学部小児科の 山城雄一郎教授。「食」とは
本来生きる基本。食べる喜び、作る喜び、そして日本人にあった和食の献立。
地産地消の農産物、そしてなにより、「国民の食糧と健康を守る」という運動で
始まった新婦人産直。15年目を向かえ、あらたな視点で見直す年にしていければ
と思います。 大いなる議論を展開していきましょう。
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次週(1/19)野菜
アスパラ菜 さつまいも じゃがいも
みず菜 長ねぎ 大根酢漬 れんこん

2月のやさい(4回 4,800円)
2月2日 アスパラ菜・大根・白菜漬・れんこんじゃがいも にんじん・ほうれん草
2月9日 アスパナ菜 玉ねぎ 里いも みず菜納豆 長ネギ 大崎菜
2月16日 大根 れんこん じゃがいも 長いもにんじん 小松菜 豆腐
2月23日 大崎菜 玉ねぎ 里いも さつまいもみず菜 納豆 長ネギ





 やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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                       2004年1月12日 118号
大地のめぐみ
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○新年明けましておめでとうございます。大晦日に降り始めて、一面、白く
 なった雪がいったんは消えて地面がでましたが、また雪化粧の世界になり
 ました。今年の冬は暖冬傾向だそうですが、気温は例年と同じように下が
 っているようです。冬が暖かいと、作物を育てている時期である夏の天候
 がどうなるか心配なところですが、ほどほどで推移していってほしいもの
 です。今年も産直米をよろしくお願いします

〇仮設住宅にお米を届けました。中越大震災で被害を受け、仮設住宅に移り
 住んでいる被災者の人たちに昨年暮れに救援米の配布を行いました。
 農民連の全国各県組織から寄せられた救援米は約120俵。これを3kg
 ずつの小袋に分けて各自治体に贈呈しました。その一つ、小千谷市へは
 県央センターのトラック2台を含む5台で配達。800軒の仮設住宅の
 方々と学校給食センターへお米を届けました。受け取った方は皆驚いたり、
 喜んだりして感謝されました。隣が留守だったため預かった方は
 「来たばかりで隣の人と顔を合わせていないけれど、このお米をお持ちし
 て話のきっかけができればうれしいです」と話していました。
○ ビニールハウスでは野菜がみずみずしく育っています。外は一面の冬景色  ですが、ビニールハウスの中は昨年秋に種まきした水菜が緑も濃く育ち、  収穫時期を迎えました。安達さんが利用しているハウスは長さ120m、  1000uもの広さがあり、10月下旬に種まきをしました。これから収穫  をする予定の水菜が一面に広がっています。今の時期はハウスの中でも気温  があまり上がらないため、一ヶ月以上にわたって野菜はみずみずしい状態が  保たれます。今の時期は気温が低くて病虫害がでないため、防除をしなくて  も野菜がきれいな状態で収穫できます。
(写真・記事 鶴巻純一)

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