新婦人と農民連を結ぶ産直通信******** ボックスだより2005年5月18日 540号 農民連にいがた県央センター 三条市北入蔵2丁目1-29 TEL.FAX 0256-38-9642 http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/ ******************************** 今週のやさい きゅうり 高橋和宏(田上町) かぶ 坂上徳夫(田上町) ほうれん草 坂上徳夫(田上町) レタス 中村健一(三条市?旧栄町) ふき 五十嵐昇(三条市) たまご(2品分) 熊倉一夫(田上町) * 連休を挟んで4月5月はボックスが月2回とあってみなさんとはずいぶんお久しぶりという 感じかいたしますがいかがおすごしでしたか。このところの低温で、作物にとっては 「風邪を引きやすい状態」にあるもので、苗が育つこれからの天候が心配なところです。 * 栄町は5月1日より三条市と合併となりました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ “ふき” 春らしい香りを楽しむ野菜。 でも「皮をむくのがめんどう」と利用しない人が多いとか。夕食の洗い物をしながらでも、 さっと茹でて、テレビでも見ながら皮をむいて冷蔵庫に入れておけば、次の日も使えます。 いっぺんに全部下準備してたら、半分は煮物に、半分は炒め物にと、2品くらい作りたいものです。 「ふき」ってすごく温かい、家庭料理らしい食材だと思うとは、料理研究科の吉田文子さんの弁。 ふきの下茹で 1 たっぷりの塩を振りかけ、まな板の上でごろごろ転がすようにして塩をなじませる。 2 なるべく大き目の鍋に入るような長さに切り、たっぷりのお湯で茹でる。冷水にとって冷ます。 3 端の方から皮をつまんで、何枚か一緒に引いて川をむく。 ふきのにんにくいため 1―材料の下準備をする― ・ ふきは下茹でして5mm厚さの斜めきり。 ・肉は4cm角に切り、Aの材料を入れても見込む。炒める前にBを入れる。 ・ にんにくを薄く切る。 2 中華なべを熱くして油を入れ、弱火にしてにんにくを入れ、ベージュ色になるまで加熱する。 (黒く焦がすと苦くなるので注意) 3 弱火にしたら、豚肉を加えて炒め、8分くらい火が通ったら、ふき、オイスターソース、 こしょうを入れて、ふきが温まる程度にさっと炒める。 <材料> ふき 豚肉 にんにく A---しょうゆ 酒 水?各小さじ1 おろししょうが―小さじ1/3 こしょう―少々 B---かたくり粉―小さじ1 油―小さじ1 炒める油----大さじ1 オイスターソース-----小さじ1 **************************************************************************************** 食情報----食べもの通信 5月号 「遺伝子組み換え食品に抵抗を」国際スローフード協会会長 講演で団結呼びかけ北海道帯広市で開かれた、スローフードをテーマにしたシンポジウムで、 来日したスローフード運動の創始者であるカルロ・ペトローニ会長は、 「遺伝子組み換え食品を認めることは、多国籍企業の画一的な食を認めること」と強調。 効率のみを重視した近年の食文化を批判し、 「食の多様性を絆に、消費者は遺伝子組み換え食品に反対して団結しよう」と呼びかけた。 出席した北海道の浅田信二副知事は、道が来年1月の施行をめざすGM作物栽培規制条例に言及し、 「GM作物の栽培を規制することで、北海道の農産物の品種をPRしていく」と意欲を示した。 参加した生産者らも 「生産者自らが、GM食品とは反対の、豊かで喜びのある食文化を発信していきたい」と語った。 (2月28日 日本農業) ----------------------------------------------------------------------------------------- 次週(5/25)の野菜 きゅうり かぶ ほうれん草 きぬさや ブロッコリー きゃべつ レタス ------------------------------------------ 毎年好評 さくらんぼ狩り ☆ 日時 6月19日 11:10〜14:00 ☆ 場所 小嶋農園 (聖籠町) ☆ 参加費 大人1,100円(小学生以上)幼児500円 ☆さくらんぼ食べ放題、豚汁つき
やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から ────────────────────────────────── 2005年5月18日 122号 大地のめぐみ ────────────────────────────────── ○ようやく春らしい暖かさに…。先月は雪が続いたり、雨が続いたりで春ら しい暖かさの日はほとんどありませんでしたが、4月に入ってようやく暖か な日が少しは続くようになってきました。先日、庭の隅のふきが植えてある 場所に、ふきのとうが顔を出しているのを見つけました。芽を出したばかり のや、もう花が咲いているものもあります。このふきのとうは夕食の酢みそ 和えになって春の香りを届けてくれました。○コシヒカリの種まきを始めました。先週から今週にかけて、農家は稲の種 まきをするのに大忙しの時期でした。種籾を約10日間水に浸種したのち、 30℃のお湯に2日ほど浸して芽と根が少しでた種籾を機械で苗箱に種まきす る作業を行いました。今秋から皆さんにお届けする産直米の種籾消毒につい ては、(これをやらないと苗の病気が蔓延します)一般におこなわれている 種子消毒の薬品は使わずに、60℃のお湯に10分間浸して病菌を消毒するという、 特別の方法でおこないました。少しでも安全・安心の米作りをめざす意識で 取り組んでいます。今年は例年より雪解けが遅く、春先も寒い日が続いたため、 種まきの日は少し遅くなっています。種を蒔いた苗箱はビニールハウスの中に 並べられ、5月の連休頃には田植えのできる大きさに成長するようになります。
○この時期恒例のホシカブ作りです。秋に収穫して保存していた大根、この ころになるとスがあいたり痛みはじめて保存がきかなくなります。残った大 根の皮をむいて薄く切り、さっとゆでてから日光で数日乾かします。甘みが 増えて、大根の保存食になります。煮物など味付すると歯触りもよくおいし く食べられます。
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やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から ────────────────────────────────── 2005年4月20日 121号 大地のめぐみ ────────────────────────────────── ○例年のことですがゴールデンウイークは……。4月末から始まった今年の ゴールデンウイークはおおむね好天に恵まれ、行楽地はどこもにぎわったよ うです。農家はこの時期、田植えや野菜定植、果物の受粉作業などで大忙し、 体を休める暇もないほどでした。農作業は戸外ですので好天が続くと気持ち よく作業ができます。空気も暖まっており、稲や野菜、果物も一段と生長が 早まってきます。○連休には田植えが盛んにおこなわれました。先週の連休は好天に恵まれ、 ほとんどの田んぼでいっせいに田植えがおこなわれました。栽培面積の多く がコシヒカリで、ビニールハウスで育てた苗を植えます。今年の苗はおおむ ね順調に生長してくれました。今後一ヶ月は田んぼに水を充分に張って稲の 生長を促進します。
○梨の花粉つけをしました。4月末から5月初めにかけて、会員の小杉さん の梨園ではめしべに花粉をつける作業を行いました。梨の木の枝全部に白い 花が咲いています。この日の品種は二十世紀、同じ品種の花粉では交配しな いので新興の花粉を採集し、耳かきのぼんぼんの大きなものに花粉をつけて 花に触ります。一本の木から伸びている枝に沿って咲いている花一房一房に 触っていく、単調だけれど根気のいる作業。初心者はうっかり隣の木の枝に 進んでしまうことも。常に上を向いているために首と肩が疲れてしまいます。 二週間ほどで花の基がふくらんでくるため受粉したことがわかります。 その後、摘果作業を三度にわたって行い、袋かけなどを経て、小杉さんの梨 園では8月上旬からおいしい梨が収穫できるようになります。
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