婦人と農民連を結ぶ産直通信 ボックスだより 2005年9月21日 557号 農民連にいがた県央センター 三条市 北入蔵2丁目1−29 TEL.FAX 0256-38-9642 http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週のやさい フルーツとまと 安達徳明 きゅうり 坂上・五十嵐 大根菜 安達・坂上・ 長ねぎ 佐藤徹 じゃがいも 藤田・熊倉 たまご 熊倉一夫(とうもろこし変更) * 予定のとうもろこしが、またたぬきにヤラレマシタ・・・。いま少しで収穫 がみこまれ、ボックスに間に合う予定でいましたが、先週土、日にかけて食い荒 らされてしまいました。もう悔しい思いでたまりません。(安達) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次週(9/28)の野菜 とまと きゅうり 里いも 枝豆 青菜 梨(2品分) ◇---お味噌の色がかわってくると・・・◇ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− いつもふじの木農場の味噌をご利用ありがとうございます。今年も味噌の色が濃く なってきました。これは、味噌の中の糖類とアミノ酸との反応によって着色してく るものです。(アミノ・カルボニア反応) とくに当農場の味噌は米麹が多く、大豆もアミノ酸のもとになるタンパク質含量が 多い地場産大豆を使用していることで、香気やうまみ成分が多い分着色しやすいと いえます。このような事情で色が濃くなるもので味や旨みには変わりません。 時期的に新味噌に切り替わる時期も近いということでもありますので、これからも ご愛顧のほどよろしくお願いします。 (ふじの木農場・代表鶴巻純一) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おなじみのポテトサラダもオイスターソースで 中華風にしたててみましょう! じゃがいもとコーンの中華サラダ @ じゃがいもは皮をむいて1.5cmに切り、4水にさらす。にんにくの茎は 1.5cm長さに切り、コーンは缶汁をきる。 A 塩を加えた熱湯にじゃがいもを入れ、5~6分ゆでる(熱湯でゆでるので しゃきっとした歯ぎたえが残る) B にんにくの茎を加え、さらに1分ゆでてざるに鶏、手早く湯を切る。 熱いうちにボールに入れ、Aをからめる。 C 粗熱が取れたらコーンを加え、よくまぜたBを加えてあえる。 <材料> にんにくの茎・コーンの缶詰 A=塩 ごま油 B=マヨネーズ、オイスターソース、 -------------------------------------------------------------------- 〜新米の季節だよ〜! 「やさいだより」ですが、食文化史研究者・永山久夫さんの「元気食」より、 お米の話です。 稲刈りもいよいよピークを迎えていますが、平安時代の『古今和歌集』に、 こんな作品があります。 昨日こそ 早苗とりしか いつの間に 稲葉そよぎて 秋風ぞふく 意味は、「苗代の早苗をとって、田植えをしたのは、つい昨日のことのよう に思えるのに、いつの間にか稲の葉そよぐ秋風の季節になってしまった」 月日のたつのが早いと驚くと同時に、立派に育ってくれてありがとうという 稲への深い愛情もこめられています。 米こそ、古代以来、日本人の健康と長寿を支えてれくれた穀物だったのです。 瑞穂の国のありがたさで、一年中でいちばんご飯がおいしいのが新米の出回る秋。 ♪米がとれたよォ〜 ♪米のおまんまがくえるよォ〜 ♪富士の山ほどよォ〜 ♪生みそ添えてよォ〜 東北地方に伝わる民謡です。真っ白い新米ご飯を山盛りにして、生みそのおかず で食べます。ご飯の甘さが大豆アミノ酸たっぷりの生みそで引き立ちいくらでも 食べられます。 「どんなに高価な薬でも、米の力にはかなわない、江戸時代の『本朝食鑑』が、 次のように続けています。「米飯は、服薬に百倍する。およそ、薬は毒にもなる (中略)米は病気の時には薬になり、健康なときにも薬となるので、一日も欠か すことはできない」 米こそ“百薬の長”なのです。