婦人と農民連を結ぶ産直通信
ボックスだより   2005年11月2日 563号
農民連にいがた県央センター  三条市北入蔵2丁目1-29 
         〒955-0053 tel/fax 0256-38-9642
          http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  今週のやさい

ブロッコリー 矢代一代
長ねぎ    矢代一代
きゃべつ   五十嵐昇
しいたけ   五十嵐昇
玉ねぎ    藤田信一
たまご    熊倉一夫
かぶ     中村健一 小杉正司
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 根は冷え性や消化不良に、葉はビタミンの宝庫

  かぶ

白い根の部分は淡色野菜、葉はビタミン、ミネラルに富む緑黄色野菜
と2つの顔を持つ野菜です。
葉のビタミンAは100g中1000Iuと、クレソンに匹敵し、カルシウムや
鉄も含まれています。

ただ、葉のカルシウムは小松菜などと違って茹でると損失が大きいの
で生のまま浅漬けにしたほうが効率がよいようです。
食物繊維や鉄分は青菜の中でもトップクラス。がんを始め、動脈硬化
や高脂血症の改善効果が期待できます。
また、根はゼアスターゼを含むので、生で食べると消化促進の働きが。
汁の実や煮物にすると体を温める効果があります。


<かぶ・簡単で満足感がありの>
〜かぶのステーキ〜
(かぶのオリーブ油焼き)

@ かぶは皮ごと1cmの厚さの輪切りにし、茎と葉はさっとゆでて4cmの
  長さに切る。
A フライパンのオリーブ油を熱し、かぶを並べて焼く。色が付いたら
  裏返し、塩こしょうをふり、裏もこんがりと焼き、取り出す。
B Aのフライパンで茎と葉、桜えびをさっと炒めて、塩こしょうする。
C 器にA、Bをもりつける。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次週(11/9)の野菜
ブロッコリー 大根 白菜 れんこん
さわし柿 里いも 小松菜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ☆免疫力をたかめる☆

私たちの体は「免疫力」がきちんと働いていれば、多くの病気を予防し、
改善することができます。免疫力とは文字通り「病(疫)を免れる力」
つまり、もともと人間が体に備えている病気に抵抗する力のことです。
ここに食文化史研究家で有名な永山久夫さんのユニークなエッセイを
紹介します。

永山久夫・元気食より
           健康の“設計図”

これからの時代、健康でなければ、生きづらい世の中になりそうです。
政府の予測によりますと、日本には高齢者が、どんどん増える一方で、
国全体の人口は減少していくのです。

20年後の日本は、都道府県で独り暮らしの世帯が主流になるという
ので、20年後の単独世帯は、約35%になるとみられています。
全世帯の3分の1以上ということです。
こうなったら、覚悟は一つ。とにかく病気をしないこと。病気にへこ
たれない健康な生き方を設計するしかありません。

江戸時代の学者であり、医師であった貝原益軒は、有名な著書の
『養生訓』の中で、「薬補は、食補しかならず」といっています。
健康に役立つ食事をきちんととっていれば、いつも元気でいられる
はずだから、薬の世話になるようなことはない、という意味です。
そこで、誰にでも実行できる「長生きソング」を作りました。

  お茶飲んで
  梅干しだ
  ご飯に納豆、みそ汁だ
  黒ごま、イワシに大根おろし
  発酵食品毎日食べる
  食後にフルーツ忘れない
  これで人生大丈夫
  私の老後はバラ色だ
  「ワッハッハッハッーッ」

みそ、納豆、ぬかみそ漬け、甘酒などの発酵食品は、免疫力を強化
する酵素がたっぷりなのです。

--------------------------------------------------------------------------------

HOME