婦人と農民連を結ぶ産直通信
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ボックスだより         2005年 12月 28日570号
               〒955-0053  三条市北入蔵2丁目1-29
  tel/fax 0256-38-9642    http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/
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  今週のやさい

里いも   藤田信一
れんこん  堀一郎
大根    坂上徳男
ぎんなん  大久保永志
長いも   中村健一
チンゲン菜 矢代一代
みず菜   安達徳明
* 今年最後のやさいボックスです。
* ぎんなんは旧中之島の大久保永志さん。

<紹介します>
大久保永志さん
住所  長岡市大字中野中甲1612
兼業農家で水稲が主力。野菜はほとんど自家用程度。
(米は農民連経由で東京の米屋さんへ)
大きな銀杏の木があり“ぎんなん”はボックスに対応が可能なこと
から、昨年から“ぎんなん”のみですが、ボックス参加しました。
妻、子、母、の4人家族です。
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  青梗菜(ちんげんさい)

アブラナ科。最近、中国野菜とか南方野菜といわれているグループの
中でも人気がある野菜で、タイサイ(体菜)に近い仲間。葉も葉柄も
肉厚で全体に丸形。とくに葉柄がきれいな緑色なので青
梗菜(チンゴンツァイ)とか、青根菜(チンゲンツァイ)と呼ばれる。
中国ではごく普通の葉菜。作りやすく早く収穫できる。
ビタミン、カロチンなどが含まれている。葉も茎も同じように薄緑色
をし、柔らかくて歯切れが良く、風味もある。色合いと歯切れの良さ
が身上なので、これを生かす食べ方が工夫されている。
湯に通すと薄緑色が美しくさえてくるが、炒めるとさらに鮮やかになる。
アクがなく、柔らかいので、小さく切らないでそのままかせいぜい
縦2~4に切って使う。スープで煮たり炒め煮にして中国の肉料理の付け
合わせに。味付けは塩と酒で。しょう油は使わないほうが、この野菜の
味が生きる。


カンタンで彩りきれいなチンゲンレシピ
青梗菜飯(ちんげん菜入りご飯)
@ 米3カップは酒大さじ1,塩小さじ1弱を入れて炊く。ちんげん菜
  200gは1枚ずつにはがして洗い、水けをふいて軸と葉に分ける。
  軸は縦半分に
A ロースハムの薄切り80gは放射状に8つに切る。
B サラダ油大さじ2を熱し、ハムちんげん菜の軸、葉の順に入れて全体
  に油がまわるまで充分にいため、酒大さじ1,塩小さじ1/2弱で調味する。
C 炊きあがったご飯にCを入れ、全体を混ぜ合わせる。

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次回(1/11)の野菜(1月4日はお休みです)
大根 白菜 れんこん 洋なし
里いも アスパラ菜 玉ねぎ
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  今年もご利用ありがとうございました

 今年2005年もいよいよ終わりになりました。
殺伐とした世の中だなと思わずにはいられないような事件が次々におこりました。
耐震強度偽、小児殺害、4月のJR西日本の脱線事故についでまたもや羽越線での事故。
さらにはBSE問題、遺伝子組み換え稲作付けの強行等々。

農水省は「新基本計画」なる農政を打ち出していますが、2割程度の農家を残し、
他は切り捨てるという中味。こんな農政は今の小泉政権の福祉切り捨て政治と基本は
同じ流れ。食糧自給向上をかかげていながらの逆行では、農業は衰退するばかりです。

私たち農民連はいろんな苦労はありますが、これらの危機に耐え、消費者の皆さんに、
日本には家族農業が必要、地産地消で国産農業を発展させることが大切な時代である
ことを訴えつつ、また産直運動の原点に立った運動がなによりも大切だと考えます。
信頼関係を大切にし、食と農を守ること、安心で安全な顔の見える産直を、お互い
知恵を出し合い、これからも進めて行きたいと思います。

来年こそは希望のもてる年でありますように。
農民連にいがた県央センター一同
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  ダッタンそば茶・つづき

 一般に食べられているそばを「普通そば(あまそば)」といい、
それにたいして「にがそば」といわれるのが韃靼(だったん)そば。
韃靼そばは、中国雲南省、四川省、チベットなどの標高2000m以上の
山岳地帯の高冷地で栽培され、それらの地域での主食にもなっている。
普通そばに比べてルチンが数十倍多く含まれる。また、ビタミンEや
ケセルチンなども多いのが特徴。
                     (チラシより引用)

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