やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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                       2005年2月9日 119号
大地のめぐみ
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○ 先月いったん消えた雪が大雪になりました。今月初めから大雪が降り、
 19年ぶりだとか。立春を間近にして一時は電車が止まったり、道路も
 通行止めになったりと大変な状態でした。ようやく落ち着いた感じですが、
 まだ2月の半ばまで間があります。寒さは続くようですのでご自愛ください。

〇大雪でビニールハウスの被害も。農民連の会員の施設ではありませんが、
 三条市内で農家のビニールハウスが大雪のため倒壊してしまいました。
 2月1日からの大雪で、ハウスの屋根に積もった雪が脇に滑り落ちていたのが、
 脇がうずたかくなって滑り落ちることができずに、屋根に荷重がかかり、
 つぶれたものと思います。ハウスの中にはトラクターが入っており、
 こちらの被害もあるものと思います。一日で60cmも降ったため、
 除雪しきれなかったようです。昨年は水害、台風、地震と、大変な中でこの
 大雪ではやりきれないところです。ただ、春の田んぼに引く水源としては
 必要な雪ですけれども、もう少し穏やかな降り方をしてほしいものです。

○ 梨の枝しばりが始まりました。大雪が治まってきたこの時期から、
 梨畑では梨の枝の誘引・結束作業が始まりました。会員の小杉さんは5日前
 からこの作業を始めました。年末までに荒剪定を終えて、残した枝を紐で棚
 の針金に結束します。上に伸びている枝の花芽が作業に適した位置になるよう、
 枝ごと横にしてゆきます。曲げる枝の根元に刃物で縦に切り込みを入れ、
 枝が折れないよう工夫しての作業です。80aの梨畑の作業を来月末までに
 終えたいといいます。雪の上での作業のため、寒い日には思ったほど
 はかどらないことも。梨の開花は4月20日頃から品種別に一週間くらいで
 開花してゆくそうです。 


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