やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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                      2005年3月9日 120号
大地のめぐみ
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○3月というのにまだ雪が。今年は二十年ぶりといわれる大雪になりましたが、
今月に入っても先週までは連日雪が降り続き、なかなか地面が見えてきません。
先日は久しぶりに太陽が見られましたが、野菜農家は普通の年なら春の露地野
菜の種まきは終わっている時期です。しかし雪がある畑では野菜の作付けもま
まならない状況のようで、春野菜の収穫が遅れるのではないかと気をもんでい
ます。
○仕込み味噌を製造しました。先月下旬から味噌の製造をはじめました。よう やく先日作業が終了しました。味噌の原料にするために昨年種まきをした大豆は、 7月の水害被害で収穫できなかったため、県内産のエンレイ大豆をJAから購入 して煮込みました。雪の時期の仕込みになりましたが、自家生産のよい麹を加え てあり、今年の秋にはおいしい熟成味噌に仕上がるものと期待しています。              ○今年からいもち病に強いコシヒカリの作付けです。いもち病は稲がかかる病気 の中でもっとも一般的で減収しやすい病気です。コシヒカリはこのいもち病に弱 いので、慣行栽培では防除を2回ほど行います。長岡市にある県農業総合研究所 ではいもち病に強い稲とコシヒカリを交配して、コシヒカリにいもち病に強い遺 伝子を組み込んだ品種(種苗登録:コシヒカリ新潟BL○号、品種名はコシヒカリ) を数年前に開発しました。これは遺伝子組み換えではなく、交配で作られました。 JAが県内農家に販売するコシヒカリの種籾はすべてこのコシヒカリになります。 県央センターのコシヒカリもこの種籾を使って栽培をすることになります。皆様 にお届けする産直米コシヒカリは従来から病害虫防除薬は散布していませんので、 今年も当然無防除で栽培します。新しいコシヒカリの見た目や食味は従来のコシ ヒカリと変わらないといわれています         

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