やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から ────────────────────────────────── 農民連にいがた県央センター .Fax 0256-38-9642 2004年10月13日 第115号 大地のめぐみ ────────────────────────────────── ○秋の色が濃くなりました。先月まで暑かった日が続きましたが、だいぶ 過ごしやすい季節になってきました。ともすると暖房が恋しいような温度 の日もありました。今年は台風の当たり年というか、何回も暴風に見舞わ れました。地球温暖化のせいなのかと思ったりもします。地元のJAでは 集荷したお米の一等米比率が極端に少なく、困っています。もちろん農家 にとっても収入が減るわけですので困ってしまいます。みんなよい品質の お米を作りたいと思って栽培するのですが、フェーン現象や塩害が起きる と対処するすべがほとんどなく、どうしようもないのです。 ○小学生が稲刈りをしました。先月下旬、鶴巻さんの地元の小学生が学校 田として鶴巻さんの田んぼに植えていたコシヒカリの収穫時期が到来、 子供たちが稲刈りを行いました。当日は3年生と5年生が稲刈り鎌で一株 一株刈り取り、その稲束を運んできて、コンバインで脱穀するという作業 です。子供たちの人数は百人あまり、コンバインでの脱穀作業が間に合わ ない状態でした。それでも30分あまりで5アールの田んぼの稲を刈り終えまし た(田んぼの外周部分はコンバインで機械刈りしましたけれど)。〇今月は県の認証マーク付きのお米です。できるだけ農薬や化学肥料の使 用量を少なくして、環境にやさしい農作物栽培をめざそうと、県が立ち上 げた制度です。高い有機肥料や雑草対策など一定の困難さはありますが、 この制度を取り入れて会員が栽培に取り組んでいます。認証を受けた農地 面積が少ないのでマーク添付の分は今月だけですが、来年もさらにこの面 積を広げていこうと考えています(県に申請した面積が少ないのでマーク 添付は来月からありませんが、マーク付きもマークなしも農薬、有機肥料 の使用量は基本的に同じです)。 ○今年産の新米、今月から のお届けです。 ------------------------------------------------------------------------------- ------------------------------------------------------------------------------------------
新婦人と農民連を結ぶ産直通信農民連にいがた県央センター 三条市北入蔵2丁目1-29 TEL.FAX 0256-38-9642 ボックスだより http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/ 2004年10月13日 515号 ------------------------------------------------------------------------------------------ 今週のやさい ブロッコリー 安達徳明(栄町) さわし柿 小杉正司(燕市) 青菜 小杉正司(燕市) きゅうり 五十嵐昇(三条市) さつまいも 五十嵐昇(三条市) ねぎ 佐藤徹 (見附市) ごぼう 中村健一(栄町) * かぶ→夏の天候異変がたたり、生育がイマイチ良くないものです) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 11月の野菜-4回 4,800円 11月 4日 ブロッコリー しいたけかきのもと さわし柿 玉ねぎ大根酢漬け みず菜 11月10日 れんこん 大根 ねぎ ブロッコリー きゃべつ じゃがいも ごぼう 11月17日 白菜 ブロッコリー 里いもにんじん ほうれん草 さつまいも 納豆 11月24日 大根 れんこん きゃべつねぎ ブロッコリー たまご 小松菜 ○ 11月は3日が水曜日ですが、祝日につき 11月4日の配達といたしますのでお間違えの内容にお願いいたします。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ メイン素材剤になりにくいねぎ。けれど「無ければ料理ができない」 というほど存在感は大。そして生だと辛い、火を通すと甘みがでるという、 なかなかの素材。時間をかけないで調理できる嬉しい素材でもあります。 ねぎのボイルマリネ @ 湯を沸かし、ねぎをやわらかくゆでる。(ねぎは鍋に入る長さに切っておく) A バットか平らな皿に@を入れ、Aをかけて1〜2時間おいてマリネにし、食べ やすい大きさに切って皿に盛る。 <忙しい朝食に> ---夜のうちに漬け込んでおくと 朝の一品・パンにも合う。 A=オリーブ油 ワインビギナ(ネガ?)ー 塩、こしょう ねぎのしょうゆ炒め @ ねぎは斜めにブツ切りにする。 A フライパンにサラダ油を熱し、ねぎを焼き色がつくまで焼く。 B しょうゆをジャッと加えてひと混ぜし、火を止める。 ねぎのサラダ @ ねぎは白髪ねぎに切り、水にさらしておく。 A 水気を切ってボウルに入れ、冷蔵庫でよく冷やす。 B 器に@、千切りしたにんじん、ザーサイを盛り、Aを食べる直前にかける。 A=ラー油 酢 しょうゆ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 食情報----食べもの通信10月号「不使用」豆腐に遺伝子組み換え大豆 「遺伝子組み換えは大豆は使用していません」との表示がある市販の豆腐のうち、 約6割の商品から、組み換え大豆の遺伝子が検出されたことを、国民センターが 発表した。市民団体「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」も同様の 検査で約半数の商品から検出しており、「表示制度に問題がある」と改善を求めた。 同センターのテストでは、東京、神奈川県内の大手スーパーで買った木綿、絹ごし など29銘柄で実施したところ、木綿6、絹ごし6、充填絹ごし6の計18銘柄から遺伝子 組み換えの陽性反応がでた。各メーカーを保健所などが調査。書類などから大豆を 分別管理して加工していることが確認できなかったため「意図的でなく、流通段階 などでわずかな量が混入したのでは」と同センターでは結論付けている。 食品衛生法などでは意図しない場合で原材料の5%以下の混入であれば 「遺伝子組み換えでない」と表示できることになっている。だが、豆腐などの 加工食品では、組み換え原料の混入量を調べる統一的な検査方法はまだない。 同センターは厚生労働省に対し、加工商品も混入率を検証できる試験方法の検討など を求めた。(8月5日 朝日) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次週(10/20)の野菜 きゅうり 里いも しいたけ しろ菜 ほうれん草 玉ねぎ ブロッコリー