やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
──────────────────────────────────
農民連にいがた県央センター                    .Fax 0256-38-9642
                                       2004年11月10日 第115号
大地のめぐみ
──────────────────────────────────

○7日は立冬でしたが、今頃の季節としてはわりと暖かい日が続いています。
秋が暖かいと紅葉は鮮やかな色になりにくいといわれますが、すでに山の頂の
方は紅葉も終わり、葉を落とした木が茂っているだけの時期になっています。
先日、栃尾市の山奥に行ってきましたが、空は晴れ渡り、秋の澄んだ空気が感
じられ、のどかな山村風景が眺望されました。しかしアスファルトの道路には
亀裂が走り、崖が崩れたりして中越地震の爪痕が生々しく残っています。
〇10月23日に中越地域を中心としておそった大地震では川口町で震度7が 計測されるなど震源地域では地割れ、土砂崩れ、多くの建物が倒壊して大災害 になりました。県央センターがお米、野菜をお届けしている長岡市でも、多く の建物が倒壊するなど大変な被害が出ています。外側から見て建物の被害がな いような状態でも中は棚や食器、家財が散乱してめちゃくちゃになっています。 その後も余震が続いており、11月に入ってからも震度5以上の地震が何回も 発生しています。 ○ 県央センターは地震発生直後の27日から、被害のあった長岡市内の2カ所 で炊き出し活動を始めました。5日間にわたって連日豚汁300人分、おにぎり 150食、果物などを被災者の方々に配布し、「地震発生後、はじめて暖かいもの を食べた」「農民連から炊き出しをしてもらってありがたい」と喜ばれました。 全国各県の農民連が米をはじめ各種農産物を被災者の方々に届けて励ましてい ます。なお県央センターは中越地区内ですが、震源から離れているため地震の 被害はありませんでした。
 新婦人と農民連を結ぶ産直通信  ボックスだより 農民連にいがた県央センター 2004年11月10日 519号 三条市北入蔵2丁目1-29   TEL.FAX 0256-38-9642 --------------------------------------------------------   今週のやさい 大根     熊倉一夫(田上町)        藤田信一(田上町) ねぎ     佐藤徹 (見附市) ブロッコリー 安達徳明(栄町) ごぼう    中村健一(栄町) じゃがいも  坂上徳夫(田上町)        熊倉一夫(田上町) れんこん   堀一郎 (中之島町) きゃべつ   坂上徳夫(田上町)        藤田信一(田上町)        鶴巻純一(三条市)        五十嵐昇(三条市) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   次週(11/17)の野菜 白菜 ブロッコリー 里いも 納豆 にんじん ほうれん草 さつまいも −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   カンタン旬の料理 ◎ ゴボウと厚揚げのニンニク風味  ニンニクと一緒に煮ると味がこく出ておいしくなります。 ニンニクのにおいが案外と気になりません @ ゴボウは乱切りにして水につける。 A 厚揚げは一口大に切り、熱湯をかけておく。 B ニンニクは薄きりにしておく。 C 鍋に油を入れ、ニンニク、トウガラシを炒め、ゴボウ、ニンジンを加え炒める。 D 厚揚げ、だし汁、酒、みりん、砂糖を入れ、5分中火で煮る。 E しょうゆを加え、弱火で煮汁がなくなるまで煮る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   12月の野菜  5回 6,000円 12月 1日 ごぼう 白菜 玉ねぎ じゃがいも 小松菜 アスパラ菜 ブロッコリー 12月 8日 大根 ねぎ 里いも 小松菜アスパラ菜 納豆 れんこん 12月15日 ごぼう きゃべつ 玉ねぎ 小松菜アスパラ菜 にんじん ねぎ 12月22日 里いも 水菜 ほうれん草 納豆アスパラ菜 たまご れんこん 12月29日 大根 きゃべつ 水菜 アスパラ菜ぎんなん 白菜 にんじん −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   食情報---食べもの通信11月号               農林業の価値46兆円 災害防止や水質浄化独立行政法人の農業工学研究所がまとめた試算によると、 環境維持や災害防止など農林業がもつ生産以外の多面的な価値は年間37兆円 にものぼる。それに農産物の生産額の合計である農業総産出額の年間8兆9000 億円と他の価値分を加えると46兆円となり、「農林業のすべての経済効果」は 生産額の5倍に膨らむ。試算では、プラス効果だけでなく、家畜の排泄物が環 境に及ぼす影響などマイナスの経済効果10兆5000億円も差し引いている。 プラス面の総額は、47兆6000億円。土壌浸食を防ぐ効果15兆6000億円、水質浄化 6兆9000億円、水資源を保つ効果6兆円、農地や植林された空間が与える 「安らぎ機能」は3兆4000億円と試算している。 --------------------------------------------------------------------------   農家の数4万4000戸減 下げ止まらず農林水産省のまとめた農業構造動態調査によると、農家個数は前年 2003年を4万4000戸下回る216万1000戸で、1990年の調査開始以来14年連続で減り 続けている。(7月8日、30日 朝日) -------------------------------------------------------------------------------------   <注文をどうぞ> もち米     1kg  600円   みそ  1kg  600円 磯塩      500g  700円   玉藻塩  350g 1000円 天然醸造醤油  900ml 800円   にがり  220cc  300円

HOME