やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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                                          2004年6月9日 111号
   大地のめぐみ
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○梅雨の時期に入りました。気象庁から7日に北陸、東北が梅雨に入った模様、
と発表され、日本中が梅雨に入りました。昨年より数日早い梅雨入りです。
蒸し暑く、じめじめした日が続く時期は体調も崩しやすく、いやなものですが、
適度な湿りがあった方が(土砂降りは困りますが)農産物の栽培には都合よいと
きがあります。

〇大豆の種まきをしました。梅雨に入る直前の5日に大豆の種まきをしました。
今年は去年と同じ1町2反歩の田んぼにエンレイ、青大豆、コスズと3種類の
種を蒔きました。それぞれ味噌、煮豆、納豆用に使う予定です。本当は青大豆、
コスズはもう10日くらい遅く蒔いた方が適期になるようですが、雨降りが続
く天気予報でしたので早めて蒔きました。大豆も米と同じに豊作になってくれ
ることを期待しています。

○笹団子作りの時期になりました。いまごろが新潟では笹団子作りの時期です。
鶴巻さんの家ではおばあさんが笹団子作りをします。先日、センター事務局の
捧さんから手伝いをしてもらって作りました。こがねもちを粉にしたものに細
かくちぎって煮たごぼうの葉を加え、もち粉とよくこねて団子の生地を作ります。
その生地であんをくるんで団子にしたものを笹の葉で巻き、スゲで縛っていきます。
時間と労力を必要とする割には多く作ることができません。農家でも笹団子を
作る家はだんだん減っていくようで、既製品を買ってくる家も多くあります。
でも自家製の笹団子は最高の材料で作りますからおいしいと評判になっています。

〇今月から夏の期間は脱酸素剤を入れて脱気したお米をお届けします。輸送中に
できた微細な傷などで脱気状態になっていない袋でも、品質には問題ありません
のでよろしくお願いします。 

  作った人の顔と田んぼがわかる     あなたのお米を今年もどうぞ         (私の田んぼ方式)      -------農民連にいがた県央センター----      tel・fax   0256-38-9642    ホームページ http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/      E-mail   jyun@ginzado.ne.jp ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  大手の米販売店や米卸が米袋の表示をごまかし、中身を偽って 販売し社名を公表される事態になっています。農民連のお米は 生産者が丹誠込めて生産したお米をそのまま精米、袋詰めして 表示と中身の一致している安全、安心のお米です。  モミで貯蔵し、その都度籾すり・精米してお届けしています。 今後も継続してご利用ください。 にいがた県央センターの産直米は ○10年前(‘94年)から(消費者)と提携している実績のあるお米です。  ・農薬使用は除草剤1回のみ。(殺虫剤、殺菌剤は不使用)  ・倒伏防止剤は使用していません。航空防除地域でもありません。  (倒伏防止剤=倒れやすいコシヒカリの伸長を抑制するホルモン剤)   =「私の田んぼ」方式とは=  農民連新潟県央センターが、代理人となって、消費者(利用契約者)と農家 (農園開設者)の「利用契約」の取次ぎをし、消費者のみなさんに 「自分で利用する田んぼで作ったお米」をたべてもらうものです。 農民連の会員農家は、消費者の契約された数量で産直米面積を確保し、 農民連栽培基準の有機・低農薬栽培に取り組みます。  ◇月30kg以上・宅配料を無料に◇  ご近所・お友達・ご親戚などまとめて月1回の発送で30kg以上のお米の 利用をいただきますと、送料サービスとさせていただきます。 どうぞご利用下さい。  (1回30kg未満につきましては送料をお願いいたします)  ◇ふるさとサービス◇ 毎月の荷物に農民連県央センターの農家会員の生産物、加工品等季節の物 を入れさせていただいております。 (例6月は笹団子です) ・有機質割合100%の有機肥料使用 ○新鋭の色彩選別機、小米取り機で粒のそろったお米に仕上げます。 (夏場は真空包装で食味と品質保持) ○残留農薬分析済みで検出されていません。(食品分析センターに依頼) 《産直米の内容》 ◆有機・低農薬コシヒカリ コシヒカリ白米・10kg---5,300円 コシヒカリ玄米・10kg---4,700円  ◆申込は、申込書にご記入の上返信くださいますようお願いいたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  2004年 産直米 契約書                              月  日 氏名             印  住所               電話                年間月別購入数量(Kgで記入)
月日/品名 有機・低農薬
コシヒカリ白米
有機・低農薬
コシヒカリ玄米
10月

11月

12月

 1月

 2月

 3月

 4月

 5月

 6月

 7月

 8月

 9月

合 計


 野菜BOXたより        2004年6月9日 通巻497号 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■   今週のやさい とまと  岩沢平吉(三条市) きゅうり 岩沢平吉(三条市) 新じゃが 坂上徳夫(田上町) きぬさや 五十嵐昇(三条市) 小松菜  矢代一代(三条市) *そら豆 五十嵐昇(三条市) * 玉ねぎ 中村健一(栄町)      五十嵐昇(三条市) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ブロッコリー→きぬさや 種まき時は良好でしたが、その後の長雨と低温で伸び悩んでの湿害。 気温が上がるとこんどは一気に伸びすぎの花芽になり、食する状態 にならず終わってしまいました。 *きゃべつ→新たまねぎ これも天候不順で生育が不振です。 農家にとっては天候不順は病気や虫が発生しやすく、収獲を左右さ れるので、本当に困ったものです。   次週(6/16)のやさい とまと きゅうり ほうれん草 納豆 新玉ねぎ かぶ みず菜 * 山菜のみず菜です。下ごしらえをしたもの が入りますのですぐ利用できます。* -----------------------------------------------------------------   野菜をたくさん食べる工夫のレシピ 春野菜と牛肉のサラダ ステーキ肉1人1枚に野菜を付け合せつるという食べ方でなく、 サラダ仕立の使い方にすると、少なめで、“おいしいお肉の適度” な摂取に。 野菜もたっぷり(いろんな種類を)入れればなお良し。 @ アスパラガス、きぬさや、ソラ豆は同じお湯で順番に茹 でて、アスパラガスは食べやすい大きなさに切る。 A 新玉ねぎは」半分をすりおろし、残りは5mmの太さに切る。 B 玉ねぎソースを作る。 ・ 小鍋にみりんを入れて煮切り、醤油をいれに詰める。 ・ すりおろした玉ねぎに煮詰めたみりんと醤油を入れ、酢を 加えて混ぜる。 ・ 新玉ねぎでないときは、ここでさっとひと煮たちさせると、 玉ねぎのツンとした感じがなくなる。 C 牛肉に塩・こしょうして、フライパンに油を熱し、強火で 両面を焼く。しばらくおいて冷めたら、1.5cm幅に切り、玉ねぎ ソースに漬けて味をなじませておく。 D お皿に野菜と肉を混ぜ、彩りにコーン(缶詰利用)も加えて 合えるて盛り付ける。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■   そらまめ マメ科の越年草で、原産地は西アジア。エンドウマメとともに歴史は古く、 4000年前から栽培されていたという。空にむかってさやがつくので空豆と いう名がついたということで、「ジャックとまめの木」の童話ではこの 空豆が登場。 また、収獲時期が養蚕期でもあり、さやの形が蚕に似ているところから 蚕豆とも書く。さやは固いので食用にならず、未熟果の豆だけを食べる。  完熟させて乾燥させた豆は煮豆、菓子用に用いる。完熟した豆は、 それがお多福の面に似ているところからオタフクマメともいわれている。   ソラ豆の皮のむき方、茹で方 ○そら豆の皮は、黒い筋のほうとは反対側に、豆の縁に沿ってていねいに  浅い切り目を入れてから茹でると簡単にむける。  茹で方-------------- ○ひとつまみの塩を入れ、熱したお湯で約1分くらい。 (枝豆えお茹でるときと同じ要領) ゆですぎると旨味が落ちるので注意。 茹でたては、天然のちょっといい塩をパッとまいでビールのおつまみに好! 野菜をたくさん食べる工夫日本人の野菜の摂取の仕方は野菜料理を 「わき役」と考えてしまいがちなところがあります。野菜を主役にとすると 1日の目標量を摂取しやすくなります。たとえば、同じキャベツでも、 とんかつのつけあわせでは1人前30〜50gですが、ロールキャベルにすると 100g〜150g、スープ煮にすると100gくらい。 一品の野菜料理でその他の野菜も食べられるというこになります。

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