やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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大地のめぐみ            2004年8月18日 113号
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○コシヒカリの花が咲きました。梅雨明け後は先月下旬から暑い日が続き、
稲はそれぞれの品種とも穂のでる時期が例年より少し早まりました。コシ
ヒカリは先月末から穂が出始め、花とはいえないような、しかし間違いな
くおしべが外に出ている花が咲きました。昼間は強い日差しで暑い天候です
が、夜は割と涼しいために充実したよい籾になるのではないでしょうか。
産直米は水害で被害を受けた嵐南地域以外の場所で栽培されていますから、
減収や品質低下の影響はあまり受けないものと考えています。穂が出た後の
これからの天候が品質やおいしさを決定づけることになりますので、よい天
候が続くことを期待しています。

○先月は未曾有の集中豪雨。7月13日の集中豪雨では県央地域の五十嵐川、
刈谷田川が決壊し大水害をもたらしました。三条市では住宅数千戸が床上
浸水し、土砂が堆積しました。中之島町では決壊した川の水が下流一帯の
農地を水没させ、数日間も水が引かない状態でした。他の地域でも水がは
ききれずに大豆や野菜が水没する事態でした。

〇大豆畑は壊滅状態に。先月の集中豪雨で2日間冠水した大豆畑トラスト
の大豆は、水が引いた後ではほとんど枯れている状態になってしまいまし
た。例年であれば開花時期ですが、花が咲くこともできず、収穫はできな
いような状態です。今年はせっかく大勢の方からオーナーさんになってい
ただき、種まき、土寄せ作業も順調に行っていたのに本当に残念です。
 
〇多くの皆様から水害に対するお見舞いやお励ましをいただきました。
ありがとうございました。 

新婦人と農民連を結ぶ産直通信
ボックスだより  2004年8月18日507号
農民連にいがた県央センター 三条市北入蔵2丁目1-29
                            TEL.FAX 0256-38-9642
  今週のやさい とまと   安達徳明(栄町) きゅうり  五十嵐昇(三条市) モロヘイヤ 小杉正司(燕市) なす    佐藤徹(見附市) ねぎ    佐藤徹(見附市) じゃがいも 中村健一(栄町) 枝豆(2品分) 坂上徳夫(田上町)  天候で予定の野菜が賄えないことがしばしば出ています。 今年の8月は特に激しい(厳しい)状況でした。どうか了解 のほどよろしくお願いいたします。 次週(8/25)の野菜 とまと 梨(2品分) 枝豆2品分 青菜 なす ◆農家だより ようやく雨が降り畑も田んぼも一息ついた感じになりました、でも 秋野菜の定植には少し遅い雨でしたので順調な生育がなるかどうか---。 長い晴天しかも猛暑でしたので、まだ畑の土を掘ると乾いています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   待望の雨で気温がぐっと下がりました。   幾分すごしやすく食欲も増そうというもの。 こんな時のスタミナ料理  ★じゃが芋と豚肉のトマト煮 @ 豚肉は4cm角に切り、塩、こしょうをふって薄力粉をかぶす。  じゃがいもは皮をむき、1cm厚さに切る。玉ねぎはくし形に、  にんにくはみじん切りにする。 A フライパンに油とにんにくを入れ、中火にかけ、香りが  出たら豚肉を入れ焼き付ける。 B 玉ねぎ、じゃが芋を加えひと混ぜし、Aを加える。煮立ったら  弱火にし、ふたをして15分煮て塩、こしょうで味を整える。  ★きゅうりの南蛮漬け @きゅうりは塩を少々振って板ずりし、すりこ木で軽くたたいて  ひびをいて、一口大に切る。 Aポリ袋などの入れ軽く重石をし@~2時間置いて下漬けをする。 B赤唐辛子は種を取り除き、小口きりにする。 C鍋に醤油、酢、砂糖を入れ火にかけ、ひと煮立ちしたら火を  止めさます。 DボウルにAのキュウリ、赤唐辛子を入れ、Cの漬け汁を注ぎ、  1晩おいて味をなじませる。 =================================================================================== 食情報-----食べもの通信8月号 豆腐、納豆の原材料表示「国産大豆」増える6月にまとめられた日本特産物 普及協会の調べによると、前年度に比べ「国産大豆」表示の豆腐は9ポイント、 納豆はでは7ポイントそれぞれ増え、国産大豆を使った製品が多くなっている。 調査は昨年11月、東京、大阪など国内10都市で、調査員が商品を購入して行った。 199店舗で販売している豆腐3200個、納豆2800個余りを調べた。購入地域別の原材 料の表示状況をみると、「国産大豆」の表示しているのは全国平均で豆腐25%、 納豆13%だった。とくに福岡市は今年51%の製品に「国産大豆」の表示があり、 納豆は名古屋市の22%が最も高かった。また国産大豆使用の「強調表示」豆腐の 100g当たりの平均価格は47円で、豆腐平均価格からすると3円(7%)高かった。 国産大豆使用納豆は164円で、納豆平均価格に比べ34円(26%)高かった。 (6月12日 日本農業) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   食を彩る旬の野菜は実にカラフル 生活に生きている食材の色 トマト、西瓜の赤、ピーマン、アスパラの緑、かぼちゃの黄色、ニンジンは橙色、 なすの濃紺、ネギの白----と豊かな色合いに飾られる 野菜の色は目で楽しみ、食べておいしく、次いで体内で機能を発揮し、 健康維持に貢献している。食材の色を上手に使いこなし豊かな食生活を送りたいもの。

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