11月4日号
今年収穫した大豆で作った豆腐を食べながら交流会 99年大豆畑トラスト収穫祭 10月31日 参加者は新潟市内からが多いので「まずは大豆畑を見て下さい」と 参加者を畑へ案内。 信濃川の河川敷に広がる1.2ヘクタールの大豆畑のエンレイはすでに 収穫済みですが、大豆畑の隣にある里いも、ごぼう堀りをしたり、青豆の 近くに植えた落花生をひっこぬいだりの体験を。 収穫をいただきながらの交流会は元小学校の校舎のコミニュティセンターで。 生産者に名乗りを上げて、初めての収穫祭です。 大豆の料理が並びますが、自慢は豆腐に味噌。こだわり豆腐やさんに 大豆を持ち込んで国産豆腐を作ってもらい、味噌は県央センターの味噌加工場の 新味噌を使って豆腐のみそ汁、みそおにぎり、そして自家製漬け物。 みそおにぎりがおいしいと5つも食べたとは昔疎開で少し土いじりをしたという 久保田さん。「懐かしいですね。それにしてもいい、土がいいね。 だから美味しい野菜やお米ができるんだね」と感心。 漬物は味噌加工でてきる麹に塩をいれ塩麹にしてきゅうりやかぶを漬けたもので、 味噌つくりの副産物。市販では「三五八漬けの素」として出回っていますが、 混じりけのない本物の麹を使った漬物はまた美味しい。 もう一つ好評は長ネギの味噌漬け。取り立ての長ネギを切って味噌とみりんと 合わせた中に漬け込むだけのもの、つまみや箸休めにちょうどいいとバカウケ。 朝日新聞に載っていたのでトラスト先を東京まで問い合わせ知って参加したという 御夫妻、今度はおとうさんもぜひ連れて参加したいなど、芋や落花生ほりもやれて 良かった、手づくりっておいしいんだなーって感激です、「口が幸せな」一日でした との感想がたくさんありました。 安全な身元のしっかりした大豆や農産物にたいする消費者の思いは広がっています。 こんどあの人にも声をかけよう、この人にも話をしようと来年への期待が自然に話題に。 食べきれないごちそうをそれぞれお土産にして皆さんほんとに良かった、 ぜーんぶ良かったと口々に話しをしていました。 農民連新潟県央センター 捧たみ子
アスパラ菜 オータムポエムという名は品種名で“秋の詩”という意味。 なかなかエレガントな名の菜っぱ、アブラナ科の十字花の交配種。 生で食べても青みや筋がなく、甘味があってサラダにもで きる。堅めにゆでてマヨネーズで食べるとアスパラガスに 似た味わいがある。そこからアスパラ菜という呼れかたが。 肉といためても美味。 花は飾りツマにも添えられたり、花の咲く冬野菜として 珍重され料理人にも人気があるという。 アスパラ菜の炒め物 アスパラ菜を4〜5cmに切り、ニンジン、生シイタケを 薄切りにする。 サラダ油を熱してニンニクで香りを付け、豚肉を炒める。 ニンジン、シイタケ、アスパラ菜を加え炒め、醤油をかけ 回して調理する。
次週(11/10)野菜 しいたけ レンコン 大根 里いも 玉ネギ はくさい
昔ながらの日本式「定番料理」が やっぱり・体にいい! 高度成長が生んだ食品の大量生産と全国流通で今や日本人 ほど大量の農薬、添加物を口にしている民族は他にないとい われます。 近年消費者の意識の高まりに中で多少のブレーキはかかっ ているといいますが、輸入食品があふれゆている中、収穫後 の「ポストハーベスト」の農薬や、今の日本では許可されて ない添加物の使用など不安が大きいもので、こんな中何を食 べたらいいのか、わからないとノイローゼになってしまいま す。 しかし、洗い方、切り方、ゆで方、下あじのつけ方…意識 せずにやっていた日本式の料理には農薬や添加物を落とすた めに非常に効果があるということがわかりました。 また、ほうれん草には削り節をかけるというような誰に でも知っている組み合わせに、農薬、添加物の害に負けな い工夫があったのです。 そこで食べ方の知恵のきほん大原則をご紹介します。 1 流水で洗う 農薬を落とす第一歩は洗うこと。水を流しながらがコツ。 2 湯通しする 特に加工食品は湯通しすると添加物がグッと減ります。 3 ゆでこぼす お湯の中に溶けだしてくるのが多い。菜っぱ切ってから ゆでる。 4 皮をむく 殺虫剤などは表皮のすぐ下にある「クチクラ層」に溶け込 んでそれ以上は内部にしみこまない。 5 切り取る キャベツ、レタス、白菜など一番外側の葉に農薬はたくさ ん浴びる。外葉は取って捨てる。 6 塩・酢で洗う 塩を振っての「板ずり」は表面にキズをつけ、塩の浸透性に よって水分と一緒に農薬など溶け出す。酢は殺菌もあること は誰もが承知の調理法。 7 しょうゆ・みそなどに漬ける しょうゆや、みそは薬剤・不安物質などを引き出す力が強い。 焼くときは良く落として。
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