12月13日号

 1月の野菜 4回 4800円
1月10日 アスパラ 菜 大根 ごぼう
      にんじん しいたけ とうふ
      
1月17日 アスパラ菜 れんこん 長ネギ
      里いも じゃがいも はくさい

1月24日 アスパラ菜 にんじん しいたけ
      玉ねぎ 長ネギ 小松菜

1月31日 アスパラ菜 れんこん 長ネギ
      ほうれん草 じゃがいも きゃべつ
 次週(12/20)の野菜 アスパラ菜 しいたけ れんこん 大根 きゃべつ にんじん ============================== 水田は文化と環境を守る  富山和子がつくる 2001年−日本の米カレンダー(旧暦入) 日本の風景・懐かしく・そして心を癒してくれる風景がある… 米と日本人とは、母と子のように、太いきずなで結ばれています。 日本の文化は米づくりの上に築かれ、農民によって支えられてきま した。 ところが今、農業は、危機に瀕しています。それはとりもなおさ ず、私たちが日本文化の土台を失うということであり、山や川など 自然の環境も危うくなっているということです。 祖先たちが営々として育んできたこの美しい自然と文化を、次の 世代へ送るために、どうしても農業を守りたい。 そんな願いを込めてつくったのが、このカレンダーです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    長ねぎは香りと辛味そして薬用効果  長ネギの青い部分のほうが、栄養面で高いが薬用効果は白い部分 にある。  昔からねぎの効能は「風邪をひくとねぎを細かく刻んで、みそ、 しょうゆを加えてから熱いお湯を注いで飲むと、すぐに体が温まっ て汗ばみ、風邪が治る」といわれ、一般の家庭でも風邪をひくと飲 まされた、という経験のある方も多い。 ねぎ類の香り、薬用成分は何なのか? ねぎ類は、細かく砕かれると複雑な化学反応をおこし、強い薬理 効果を発揮する。これらの香りと辛味成分は、体内の臓器や組織に 含まれるプロスタダランジンという生理活性物質の生成に影響をあ たえる。 プロスタダランジンは、ねばついた血液を浄化(血小板の凝集を 阻止)し、サラサラと流れやすい血液に改善する作用がある。 血液の流れがスムーズになると、体も臓器も暖まって、活性化し、 免疫機能が高まるし、また香りにはアスピリンと同じ鎮痛、解熱、 鎮静作用もあるという。 学術的にしっかりと解明されていない点があるとはいえ、東洋医 学の「食べ物は薬以上に薬である」とした漢方的養生法や食薬療法 は毎日口にする食べ物の効用、そして食べ物が体を作る源であるこ とを古くから伝えてきている。 先人の知恵を再認識していきたいものである。  @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@    長ねぎレシピ  ねぎは主菜になりにくい食材です。大量に食べること はあまりないので、少量を毎日摂るが大切。 白髪ねぎとジャコの明太子サラダ 1 ねぎは白い部分を4〜5cm長さのごく細いせん切りする。   たっぷりの水に浸し、10分ほどでざるにあげる。 2 チリメンジャコは熱湯をかけ、その後しょうが汁をかける。 3 明太子は薄皮をとり、おろししょうが、サラダ油、   ワインビネガーで混ぜ、明太子ドレッシングを作る。 4 1のねぎと2のチリメンジャコを一緒にし、明太   子ドレッシングで混ぜる。 、 *ワインビネガーの代わりに酢でもいい。

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