やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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                                      農民連にいがた県央センター
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大地のめぐみ2000年11月 8日 第69号
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○先日、寒い日が何日かありましたが、ここ数日暖かい日が続いています。
秋に入って暖かい日が続いたあと、急に寒い日が数日続くと、木々の葉に
含まれている色づく成分が葉に残ったままで、葉と枝の間の養分の通り道
が絶たれてしまい、紅葉の色合いが鮮やかになるのだそうです。冬も暖冬
になりそうで、過ごしやすくなるのではないでしょうか。

○先月22日に大豆の刈り取りをしました。今年は面積を増やしたため、
条件の悪い田んぼもあって、湿害や干害が一部ででましたが、そのわり
には収量は良さそうです。刈り取りをした時の天候が雨のあとだったため、
刈り取った大豆の水分が高くて、乾燥機を使って大豆の水分を下げる作業
をしなければなりませんでした。大豆のさやの仕組みはよくできていて、
さやの表面に無数に生えた毛がさやを雨から守ってくれるし、雨が上がれば、
さやの表面積を大きくする役目もして、さやと大豆を乾きやすくしてくれます。
さやは充分乾燥すると、ねじれて二つにはじけ、大豆を遠くに飛ばして子孫を
広げる役目もします。自然の仕組みは理屈にかなったようにしてできている
ものだと感心させられます。

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大地のめぐみ2000年12月13日 第70号
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○本格的な冬の到来で、雪の景色になりました。今年は暖冬傾向といわれますが、
それでも寒さは本物です。これから2月下旬まで、雪の中での生活が続くと考えると、
気持ちも新潟の空のようにどんよりとなってしまいますが、以前続いていた大雪の生活
よりはまだ暖かい中での生活だと気持ちを切り替えましょう。

○お届けしているお米でカメムシによる斑点米の被害粒が混入している場合がまれに
あるようです。殺虫剤は使用していませんので精米時に完全に除くことはなかなか困難
です。ご希望により交換に応じますのでご連絡下さい。

○ようやく先月青大豆の収穫をしました。11月14日でしたが、ほとんど葉が落ちて茎と
莢だけの青大豆を大豆コンバインで刈り取りました。一部試験的に無農薬で栽培した
場所の青大豆も、まあまあの収穫でした。奥手のおいしい枝豆を大豆にまで育てたので、
どうしても収穫が遅くなりますが、味はほんとにおいしい大豆です。

○このおいしい青大豆を豆腐にしました。農業大学校での研修で、収穫した青大豆を
持ち込んで、豆腐加工の実習をしました。青大豆は糖分が多く、タンパク質が若干少
な目のため、絹ごしで作りましたが、やや鶯色がわかるかなという色合いでできました。
味は抜群においしいものでした。当日はエンレイ大豆でも豆腐を作りましたが、
(豆腐屋さんには申し訳ないですが)比較にならない味です。
私の鈍感な舌でもわかるのですから、毎日食事を作っているみなさんなら一目、いや
一舌でおいしさがわかるでしょう。面倒な道具はいりませんので、みなさんもぜひ青大
豆の豆腐作りに挑戦してみませんか。



   野菜BOXだより
12年12月20日
次週(12/27)の野菜 アスパラ菜 かぶ漬け ごぼう 長ねぎ レンコン 豆もち 農民連発行の新聞『農民』見本と購読申込書を入れました。 輸入食料があふれかえり、食品添加物まみれの加工品がならび、 旬のない農産物が一年中でまわる。食べ物が人間をつくり、 地域をつくり、文化をも生み出した原動力であるはずが、 利害やもうけの中で、本来の「いのちのかて」の姿を失って きている。ものをつくる農民が、いきいきとしてこそ、生命 あふれる「いのちのかて」が作れる、生まれる。そんな農民 が日本の中からいなくなったとしたら、どうするのだろう。 農民連はやっぱりがんばらなきゃあ。 にんじんは緑黄食野菜の王様だー! −わずか5分の一本で1日のβカロチンの必要量を摂取できる− βカロチンは老化防止=ガン抑制は知られているところだが、 その他にも体内でビタミンAに変換されて、目や鼻、のど、肺、女 性器などの粘膜組織を守るリゾチームという酵素の分泌をよくする。 このように研究が進むにつれて、新発見がされているのが野菜、 果物の効果です。日ごろから心して摂取していきたいもの。 にんじんレシピ にんじんのしらす炒め ビタミンAもカルシウムも摂れるし常備菜に 1 にんじんは斜め薄切りにしてから細かくせん切りにする。 2 しらす干しは、塩辛い場合はさっと水で洗って、充分に 水気を切る。 3 フライパンに油を熱し、しらす干しを入れてカリカリに なるまで炒める。 4 この中ににんじんを入れて手早く炒めシンナリさせる。 5 ごまをふり、混ぜるように炒め合わせる。味が薄いようなら、   しょうゆを少々たらして炒めて火を止める。 メモ   *タラコや辛めんたいこで作ってもおいしい。 ◎次回は年末企画の品物も一緒に届きます。 次回は12月27日。うわー…今年もおわるんですね、、、。  なんと早いことか、と毎年思うんですね、お年のせいでしょうか。 ◎アスパラ菜のレシピを載せて、という声を受けました。  それで、こちらもいろいろ探してはみたんですが、あまり見あたら ないんですね。アスパラ菜はやはりおひたしが最高と思いますが。 菜を食するほかの菜類と食べ方としては同じ様なレシピになるの ではないかと、思っていますが、みなさんがたからのご意見や 「私のレシピでは」ということで紹介などしていただけたらあり がたいです。来年の課題でしょうか。(T) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@    農民連新聞の購読を訴えます!  マスコミがほんとうのことを報道しないなかで、 新聞「農民」は、農業、農民問題の専門紙として 歯に衣を着せずに、堂々とアメリカや政府・財界、 マスコミを批判しほんとうのことを伝え、農民の 立場を主張します。 農民連は全国の農民にいきいきした取り組みを 紹介し、食糧や農業の将来を語り合う新聞「農民」 を発行します。     新聞「農民」購読申込書
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