8月30日号
なし… ● バラ科。旬は晩夏から秋。中国が原産だが 「日本書紀」にも登場するほど、古くから 栽培の歴史をもつ。品種改良により、多くの品種が出回っている。 ● 果肉の色によって、青なし、赤なしに大別される。 青なしの代表種は二十世紀で、さわやかな甘味で水気の多いの が特徴。赤なしは長十郎が代表でしたが、現在は甘くて歯ざわり のよい幸水が主流。 ●肉の消化を助け胃もたれ解消、二日酔いにも。 クエン酸など果物特有の成分のほか消化酵素を含み、肉の消化を 促して胃もたれを防せぐ。アスパラガスに含まれるアスパラギン 含まれ、疲労回復効果も期待できる。 ● かぜのせきやのどの痛みにも効果的で、生で食べると特効が期待 できる。 今が旬の幸水 早生幸蔵と菊水という品種から誕生して 命名。甘さと歯ざわりのよさで、現在の 主流となっている。 旬は8月下旬から9月上旬ころ。 梨刈りは 幸水梨。 毎年恒例になった梨刈り(梨もぎ)は8月27日小杉農園 の幸水梨。 この暑さで甘味を増した梨がたわわに実っています。暑さ のせいで全体としては実が小振りですが、甘さは充分。 参加者の中には毎年来るというファンも。梨の実の下では 子ども達がお父さんにだかれて梨もぎをしたり、せみをおい かけたり、広い梨畑の中を走り回ります。 お昼は農民連の用意したブタ汁となす漬けで持参のおにぎ りをほおばっていました。 モロヘイヤ 「王様の野菜」という意味。中近東が原産、エジ プトではポピュラーな野菜。アクやくせのない食 べやすい野菜。ビタミンやミネラル、カルシウム 、鉄分などたっぷり含み、その含有量は栄養価の 高いほうれん草やにんじんをしのぐほど。 葉は生のままでも食べられるが、さっとゆでて 刻むとぬめりがではじめ、はしでよくよくかきま ぜると、とろろのようなねばりが出てくるのが特 徴。しょうゆなどの和風の調味料にも合う。 夏バテや病後の疲労回復、シミ・ソバカスの予 防に効果あり。 モロヘイヤと卵のスープ 1 モロヘイヤはよく水洗いして3cmくらいに切る。 2 鍋に水とコンソメを入れ、塩、コショウで味を ととのえる。煮立ったらモロヘイヤを入れる。 3 モロヘイタが煮えたら火を弱め、とき卵を流し 入れ、はしで切るように散らし、最後にしょうゆ をほんの少し入れる。 次週(9/6)の野菜 とまと きゅうり 混ぜ合わせ一品 とうもろこし(2品分)大根菜
8月大忙し! 残暑お見舞い申し上げます。 いつまでも暑い暑い日が続き、農作物への被害が気になる お天気です。 皆さんのところではすでに稲刈りが始まったことでしょう。 米の価格で頭に来たり、嘆いたりの稲刈りですが、さらに 怒ることはコメ価格下落防止として農水省が、青田刈りを 実施する方針を明らかにしたことです。 豊作を喜べず、農民が丹誠込めて作った稲を、青田刈りに しなければならないなどと、なんという農政なのでしょう。 農民連はすぐに抗議運動をおこし、農水省へ抗議交渉を組みました。 ◎ 日時 8月31日(木)13時30分から ◎ 集合 農水省正面玄関 13時15分 緊急要請の事項 1 青田刈りという暴挙をやめること。 1 外米の輸入を中止するか、大幅に削減すること。 1 自主流通米の値幅制限を復活すること。 1 政府米の買い入れ価格を引き上げ、買い入れ数量を 大幅に増やすこと。 1 外国への援助米を増やし、備蓄米は回転備蓄とし政 府の責任で処理すること。 青田刈り実施の理由として、米価の下落をくい止めるためだとして いますが、下落の原因は、外米を200トンも輸入し、しかもその 数量を毎年増やしてきた結果です。また、米価暴落の原因は、直接 には政府が米価の下支えをやめ、自主米の値幅制限を撤廃するなど、 米価の引き下げを誘導してきた政府自民党の悪政の結果であります。 国産米の在庫が予定を上回るため、過剰米対策として必要など称し ているがこんなことで米価があがるはずがありません。過剰の原因 は外米の輸入にある事は明らかであり、直ちに外米の輸入を止めれ ば解消できることです。豊作時、韓国では自主的に米の輸入を削減 しているではありませんか。 自分の国の農民のことを第一に考えるならば、輸入を止めるのが当 然ではないでしょうか。根本的な解決のためにも、義務でない外米 の輸入をやめるよう強く要求します。