９月２６日　１０月６日　合併号

大根・だいこん・ダイコン
正当派ダイコンおろし

　ダイコンの繊維は、葉の付いた上部（頭）から
下部（尻尾）の方向へ、言うなれば縦に通っています。
そこでダイコンおろしを作る時は、この繊維がおろし器
に、直角ぬあたるようにおろすことです。
輪切りにしたダイコンを、繊維の方向に沿っておろすと、
長い繊維が残るばかりか、水分を分離してしまいます。
これを繊維を切断する方向におろすと、繊維がきちんと切れ、
水分を逃がさず、ジアスターゼのような酵素や栄養分も
たっぷり含んだダイコンおろしになります。

ダイコンの葉はビタミンとミネラルの宝庫
ダイコン葉（ごく普通のおおきさのもの）には

ビタミンC(70mg)・カロチン(2600mg)・ビタミンB2
(0,13mg)・カルシウム(210g)・リン(42mg)・鉄（2・5mg）・
カリウム(320mg)…などいろんな栄養素が豊富。
たくさん手に入ったときはゆでて冷凍庫に保存しておきま
しょう。

大根・菜めし

　大根の葉をゆでてみじんきりにし固くしぼって、たきたて
ご飯にまぶすと、きれいな炊き込みご飯が。この時少し塩
を揉み込んでしぼっておくと、塩味がついておいしくなる。
大根レシピ
大根と豚バラ肉の煮込み
１　 大根500gは皮をむいて大きめの乱切りし、さっとゆ
 でる。
２　 豚バラ肉200gは一口大、しょうが一かけは薄切り、
 ねぎ一本はぶつ切りにしておく。
３　 サラダ油大さじ２で豚肉をいため、肉のいりが変わっ
 てきたら大根としょうがを入れていためる。
４　 酒、醤油、砂糖を好みで入れ、固形スープを加え、水
 をヒタヒタになるほどにして煮込む。

５　沸騰してきたらネギをいれ一煮する。


次週(10/6)のやさい
とまと　きゅうり　枝豆
ほうれん草　梨（２品分）

この枝豆は「秘伝」…？！
みそ用大豆と一緒に植えた「秘伝」が食べ頃。
これは枝豆として食べる通称「青豆」
「秘伝」とは品種名で、秋に収穫される。
次週のボックスに入りますが、別口にもいかが。
希望の方は連絡を下さい。

１０月６日号

今年産米も価格が下がって大変なのに
インチキ新米として売り出す商法は許せない。

　古米を混ぜて新米として売ることは虚偽表示。
米のダブつき　宣伝で農家からは買いたたき、古米を混ぜたニセ表示
で消費者をだまして利益をあげる首都圏のスーパーやデスカウントシ
ョップ。　５キロ2000円前後で売られたもの。
実態が浮き彫りに。

　　枝豆
　　ビールの友、肝臓のお守り
　枝豆は大豆の若い豆が枝についているのを枝豆（枝について
いる豆）ということなのですが、今では「枝豆」という野菜
？があるという感じに出回っています。
枝豆は夏の食べ物として大豆の若莢を茹でて食べる物ですが
、大豆の原産地の中国やお隣の韓国でもこういう食べ方はし
ないとか。
大豆は　畑の肉　というくらい栄養価が高いものですが、そ
の未成熟な種子である枝豆も栄養的に大豆と同じくらいあり
ます。さらに大豆にはないビタミンCも多量に含み、アルコ
ールの酸化を防ぎ、肝臓の負担を和らげる機能も持っています。
まさに　ビールの友です。
今回の品種はやや大粒の中晩生（通称・おく豆＝晩生）で
「秘伝」という名が。
極早生、早生の初夏ものから１０月初旬の晩生まで新潟の枝豆
はおいしいものです。

　枝豆をレシピに
れんこんのじんだあえ

１　 　れんこん250gは皮をむいて縦4つに切り、小口から薄く
　　 切って沸騰湯で2〜３分ゆで、水でぬめりを洗う。
２　 だし1/2カップ、砂糖、酢各大さじ１2/3、塩小さじ3/5
　　 を煮立てて１を入れ、混ぜながら2〜3分煮て皿に広げ冷
 　　ます。
 
３　 枝豆300gは塩湯で柔らかくゆでてさやからだし、すり鉢
 　　に入れて熱いうちにすりつぶす。砂糖大さじ２弱、塩少々
　　 を加えてすり混ぜ、だし少量でゆる
４　 れんこんの汁けをきって３であえ、こんもりと盛りつける。

次週(10/13)のやさい

　　　とまと　きゅうり　長ネギ
　　　大根　はくさい　ほうれん草

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