7月22日
きゅうりがボックスに入らない理由(わけ)
今出回っているスーパー等で見かける多くは、この辺の気候より
ずっと涼しい所、東北とか、長野県とかで栽培されたきゅうりです。
この辺の地元にとって、真夏の暑さの中での大量栽培は農家にと
っては経営的に大変ムリな農作業となります。
ボックスに入ったものは春きゅうりで4月〜7月くらいの収穫を
みこして作られたもので、7月下旬頃になるときゅうりの木全体
が弱ってきます(いわゆる老衰みたいなもの)それで全部倒します。
別のところで育てておいたきゅうりの苗を定植するためです。
秋きゅうりとして食べられるのは8月下旬頃でボックスにもその
頃になっています。
いわゆるきゅうりを野菜市場へ出荷する農家にとって、気候や面
積 労力などを考慮しての農作業のやり方で、1年に2回のサイ
クルでの栽培ですね。
ところで、この辺は露天の市がさかんで、農家の人が野菜を売っ
ていますがそれはそれぞれ農家が自家用を中心にして栽培したも
のを出しているもので、県央センターの農民も自家用+アルファー
できゅうりは作っています。よろしかったら個々にどうぞ。

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