電話機本体 |
50MHz500W免許の申請に際し、隣家の電話に障害が発生している事が判明しました。 対策として、下記 F のコアに電話線を1回巻き付けた所、障害は無くなりました。2回巻では、ストレー容量のためか、障害を止める事ができませんでした。 HFでは少しでも多く巻いたほうが良いと思います。 インダクタンスは、巻数の2乗に比例して多くなります。(計算上は1本通しただけを1回巻とします。写真では計算上2回巻となります。) コアは、機器に一番近いところに取り付けます。機器との間があくと、そこに電波が飛び込んで障害がしてしまう可能性があります。 |
インターホン |
我が家の電話機は、HAMの間では悪名たかき、NTTのハウディ・ホームテレホンです。 3.5, 7MHz(100W)を運用していると、インターホンが鳴ってしまいました。祖母はインターホンが鳴るので、玄関に何度も行ったが、誰もいなくて、何かおかしいと思っていたそうです。 FT114#43などのフェライトコアを挿入しましたが、なかなか止まってくれません。数年来、フェライトコアの入れかた、パスコン挿入など、いろいろやりましたが、効果が出てはいましたが、決定打はありませんでした。 そして、50MHz, 144MHz 500W への変更検査を受ける事となり、HF そして自宅とは言え電波障害が発生しては行けないとJARLに相談し、資料をFAXで送っていただいたり、アドバイスを受けました。 素直にNTTから対策をとってもらった方が良いと判断し、NTTに連絡を取り、すぐに来ていただく事ができました。 フェライトコアを挿入するなど、いくつかの障害阻止の試験を行い、最終的にはインターホンの電線をシールド線への置き換えもしてもらいました。すべてシールド線になれば良かったのでしょうが、屋根裏から壁の内部に沿って線が走っているため、屋根裏のみの交換でした。しかし、これだけでも確実に効果がありました。 NTT社員の方は、無線障害対策のノウハウをつかんでおられるようで、しっかりと的確な方法で対策をされていました。 |
AMラジオ |
私の仕事場でAM放送を聞くと、NC工作機械からの漏れノイズで、大変聞きづらくなってしまいます。 しかし、ラジオのACコードを抜いて電池動作では、まったく漏れノイズは聞こえず、クリアな放送を聞く事ができます。AC100Vラインから、ノイズが混入しているようです。 ACコードにフェライトコアを挿入すれば止まる事は想像できます。ただ周波数が低いので、たくさんフェライトコアを挿入するか、大きなコアにコードを巻き付けなければならないと思いました。 とにかく、能書きより手持ちのコアを取り付けて対策を講じました。 1回巻2個では、ほとんど効果は認められず、2回巻2個でようやくノイズが少なくなった事を確認できました。 |
パソコン |
アマチュア無線は、放送や電話への電波障害を与える方ばかり言われていますが、逆に電波障害を受けている事が多々あります。 家庭からの電子機器からの漏れ電波が多くなってきています。私が良く運用している6m,2mでは所々でビートが聞こえています。 また、近所に有線放送を入れているお宅があり、多分電源が入っている時は、6m帯の所々、ひどい時はバンド中に有線放送の漏れ電波が受信できます。 有線放送会社に電話を入れましたが、発生地点などろくに私の話も聞かずに、電話を切られてしまいました。こちらも暇ではないので、ほおっていますが、またいずれ有線放送会社に相談してみようと思います。 前置きが長くなりましたが、アマチュア無線運用時にいつも立ちあげる、ログ・ソフトの入った486DXのPCを立ちあげると、6mにPCのビートや雑音が入るので、対策をしました。 PCから出ているコードすべてにフェライト・コアを挿入し、コードから伝わって外部に漏れるのを阻止しています。1,2個では効果が無くたくさん入れて、ようやくスクロール時に発生するビデオのノイズはほとんど無くなりました。 しかし、ビートノイズは押さえられませんでした。今後も研究して対策して行きます。 PCを入れ替えるか、アンテナを高く設置すれば止まるのかもしれませんが...。 |
これでもか!というくらいフェライトコアを挿入しました。 |
各種フェライトコア |
Sep. 2000 |
No. | SIZE | 入手先、備考 | ||
A : B : C : D : E : F : G : |
秋葉原 斉藤電気商会、TDK 秋葉原 中古パソコン店 秋葉原 中古パソコン店 秋葉原 中古パソコン店 秋葉原 中古パソコン店 秋葉原 秋月電子通商 秋葉原 秋月電子通商、TDK |
制作中
参 考 |
コモンモードフィルター / TVI (JA5FNX) |
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