YAMAHA SR500 (2000年式)

SR500 

 久々にバイク復活!ってことで楽しんでモンキーに乗っていると、知り合いから気になる話が耳に入りました。「SR500が8月で生産終了したらしい・・・」ナヌ!それはホントかいな!?とりあえずバイク屋さんに問い合わせてみると、どうやらホントの話らしく、それでも問屋さんに一台だけ新車で在庫があるとのことでした。

SRというバイクは発売以来ヤマハが22年も売りつづけているバイクでした。NSR250Rに乗っていたころから気になってはいたものの、これだけ長く作っているんだからどうせ俺が歳とっても売ってるんだろう・・・ということで「そのうち乗りたい」バイクの一台でした。まさかこんなに早くなくなるとは思っていなかったので慌てましたが、しかし考えてみれば日本の、しかもバイクで22年も売ればたいしたもんです。そのココロに敬意を表してどうしても乗りたくなってしまいました。

しかし、どうせ乗るならやっぱり500に乗りたいワケです。でも免許は中型(400ccまで)しか持ってない・・・。

バイク屋さんにSR500を押さえておいてもらうことにして、大型自動二輪免許を取りに行くことにしました。ひょこっと乗り始めたモンキーが、とんでもないことに発展してしまいました。

「待ってろ!俺のSRよ。」

2000年10月22日、とりあえず大型自動二輪免許とはどんなものなのか聞いてみるだけ聞いてみようと思って仕事帰りに自動車学校へ。それとなく受付のお姉さんに「あの〜自動二輪の大型って・・・」という感じで聞いてみたところ、そのまま話が進んで入校申し込みまで済ませてしまいました。「料金の半分以上を初日にお持ちください」という言葉をあとに帰りました。

「おいおい、なんか知らんけど申し込んでしまった。しかも奥様に相談もなく・・・ま、いっか。」

という感じで本格的にバイク生活復活の幕は切って落とされたのでした。久しぶりに乗った単車(なんせバイク休んで以来モンキーしか乗ってなかったですから)で楽しく教習も進み補習3時間でめでたく卒業でき、晴れて公道でデカイバイクに乗れるようになりました。

2000年11月23日、いよいよSR500の納車日でした。納車とはいっても自分で取りに行くことにしていたので、我がバイクライフ復活の種火を点けてくれたモンキーに最後のお別れをしながらバイク屋へと向かいました。「モンキーよ、たった2ヶ月だったけどありがとよ・・・」ガソリンを満タンにしてやってドナドナ・・・しました。

 

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