やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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農民連にいがた県央センター
Fax・Tel 0256-38-9642
大地のめぐみ 2001年6月13日 第76号
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○先日、梅雨入りしたようです。暖かすぎるような日がだいぶ続いていましたが、
10日に梅雨入りしました。気温もやや涼しいような気配で、これからは曇りや雨の
日が続くようです。今までの好天で田んぼの稲は順調すぎる生育をしており、
分けつした茎の数が増えすぎてしまいました。田植えをした当時は薄緑だった田んぼ
も今では一面濃緑に変わってきています。今年は早くから好天が続いたせいか、
早い時期から田んぼの畦端に蛇が寝そべっていました。毎年暖かくなると蛇がでて
くるのですが、何回みてもあまり気分がいい物ではありません。それから、
キジの姿もたくさんみられるようになっています。ここ数年相当繁殖したようで、
時折ケーンケーンという鳴き声が聞こえます。
○田植え交流会にご参加ありがとうございました。
今年は中村さんのいつもの田んぼが基盤整備工事中のため、少し離れた田んぼで
おこないました。晴天の空の下、基盤整備が終わった大きな田んぼで生産者、
消費者20名ほどで田植えと交流会をしました。今年は基盤整備工事の関係で田植え
した稲があきたこまちになったため、稲刈り交流会の日程などをどうするか検討
していきます。
○大豆の種蒔きをおこないました。
味噌、豆腐などに使用されるエンレイの種を5日にまきました。前日にトラクター
で田んぼの土を細かく耕しておいて、もう一度耕しながら、種蒔きをしました。
種蒔きをした翌日に雨が降ってくれたため、今日あたりは芽がよく出そろって
きています。おいしいと評判の青大豆は、今月下旬に種蒔きをする予定です。
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農民連にいがた県央センター
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大地のめぐみ 2001年3月14日 第73号
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○連休を利用して今年の田植えもほぼ終了しました。先月から天候が順調に
推移して、苗の生育は良好でした。早い人では4月27日から田植えをはじめ、
前半の連休で半分近くの田んぼが青くなりました。好天が長く続きすぎると、
あとの天候が荒れるのではないかと心配ですが、たまに雨も降ったりしてくれて、
秋まで順調な天候を期待しているところです。
○今年の田植え交流会のご案内
日 時:5月20日 午前10時〜12時半
場 所:中村健一さんの田んぼ
参加費:1人700円 家族は1300円 |
毎年田植えをしていた田んぼは土地改良事業で工事中のため、今年は別の場所に
ある中村さんの田んぼで田植えをします。そのため集合場所は中村さんの自宅です。
小雨程度ならおこないますので、汚れてもいい服装でお出かけ下さい。
田植えのあと、いつもの「栄町リージョンセンター」で昼食と交流会をします。
農民連手作りのおにぎり、豚汁、漬物を用意します。箸、お椀等各自ご用意下さい。
○大豆畑トラストの大豆の種蒔きを6月初旬に行います。昨年収穫した青大豆が大変
おいしいと好評だったため、今年は青大豆の作付けを多くしようかと考えているところ
です。オーナー制で大豆畑トラストに取り組んでいますので、
ぜひオーナーになって下さい。
○4月からJAS法にもとずくお米の表示基準が新たに変わりました。おかげで魚沼
コシヒカリの入札価格が大幅に跳ね上がり、産地では価格の限界を超えているともっぱら
です。今までいかに格上げ混米や偽表示が横行されてきたかが証明されたようなものです。
一方で業務用米は今回の表示変更には拘束されませんから、その辺での不安はまだ残って
いますが。
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農民連にいがた県央センター
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大地のめぐみ 2001年3月14日 第73号
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○ようやく昨日あたりから太陽の日差しが戻ってきたようです。今年は15年
ぶりの大雪だそうで、地表にはまだ30p以上も雪が残っています。根雪がなく
なるのも平年より10日程度も遅くなるという予報です。今年は農家会員の
ビニールハウスが3棟も大雪のためつぶれてしまいました。ビニールハウス
のパイプはいったん曲がってしまうと直せませんので、全部新しいのと取り
替えなければならず、たいへんな出費です。
○味噌の仕込み作業を行いました。昨年秋に収穫したエンレイ大豆を使い、
ふじの木農場で2日かけて作った米麹と合わせて越後味噌を仕込みました。
樽の中で約8ヶ月間熟成し、秋から食べられるようになります。地場産大豆
でじっくりと仕込んだ味噌は体によい健康食品です。ぜひご利用下さい。
また、できた米麹に餅米と塩を混ぜて、いろんな野菜に使える
「こうじ漬けのもと」も作ります。味噌同様添加物は使用しておらず、
また各種の酵素が作り出されており、体によい漬物が作れます。
○3年目に入った大豆畑トラストのオーナーさんを募集しています。
一口4000円で大豆畑10坪のオーナーになり、秋には収穫大豆又は加工品の
味噌などを引き取ることができます(送料別)。ぜひご参加下さい。
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農民連にいがた県央センター
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大地のめぐみ 2001年2月14日 第72号
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○依然として雪が降り続く天候で困りましたですね。例年だと2月も半ばに
なれば雪は溶ける一方なのですが、今年は特別のようです。暖房費がよけい
にかかったり、通勤に時間がかかったりしてたいへんです。言い伝えでは冬
に雪が多いと、夏は暑い夏になってコメが増収する、といわれていますが、
もう雪は降らないでほしいですね。
○青大豆を使った豆腐作りの会をおこないました。三条では1月13日
(サンファーム三条)、長岡では1月27日(長岡生協診療所)におこない、
それぞれ15名ほどの人たちが豆腐作りを体験しました。わいわいおしゃべり
しながらも真剣になって豆腐をつくりました。大豆をミキサーで磨砕して
できた生呉を袋に入れ、豆乳とおからに分ける時には力が必要で、農民連の
男性の出番でした。固まった豆腐の色は薄〜い竹色になっていて、食べると
何ともいえない甘みがあり、おいしいと全員が太鼓判を押してくれました。
長岡の会で参加した人からの感想が届いています。
「お豆腐、手作りに勝るものなし。甘み、素材の良さ、とてもおいしかった。
農民連さんの土に対する情熱、土づくりの研究に脱帽。」
「小杉さんの『梨を育てているのは樹、私はそれをお手伝いしているだけ』
というお話、心に残りました。」
「安達さんの講演はとてもおもしろかった。あまり専門すぎてわからない
ところもあったけれど、土への思いはよくわかった。」など、たくさんの
励ましの言葉をいただきました。
できあがった豆腐を試食しま〜す(サンファーム三条にて)

やっぱり食べたい日本のおコメ・安全で安定した食料は日本の大地から
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農民連にいがた県央センター
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大地のめぐみ 2001年1月10日 第71号
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○ 新年あけましておめでとうございます
正月から思いがけない大雪となり、40〜50p位も積もったのではないで
しょうか。これから毎日雪の降る空か、どんよりとした曇り空になると思う
と気持ちも沈みますが、その先には暖かい春が待っています。元気にこの冬
を乗り切りたいと思いますので、今年もよろしくお願いします。
○前回もちょっと書きましたが、青大豆を使ったおいしい豆腐作りの講習会を
おこないます。エンレイは固まりやすいので簡単に豆腐ができますが、今回は
青大豆を使って、固まりにくいですが特別においしい絹ごし豆腐を作ります。
この青大豆は、私たち県央センターの会員が昨年収穫した青大豆を使います。
日時:1月13日(土)午後2時〜5時
会場:三条サンファーム(三条市東大崎 農業体験交流センター)
参加費:
用意するもの:空の牛乳パックを持参下さい(豆腐容器にします)
会場の関係から、多くても20人程度くらいが限度だと思いますので、先着順に
締め切ります。早めにお申し込み下さい。
豆腐作りはそんなに難しいものではありませんが、実際やってみないとわからない
ところもありますし、ニガリが必要ですから取っつきにくいところもありますが、
慣れれば簡単です。以下に要領を書きます。
浸積大豆800g→水を1.2g加える→ミキサーで磨砕→絞る→鍋で煮る→
沸騰して3分、泡に注意→鍋ごと10℃に冷却→ニガリを加える→素早く牛乳
パックに入れる→蒸し器で30分→出来上がり
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