隼のヘッドライトは縦2灯式。ハイビームはHB3のプロジェクター、ロービームはH7のフツーのライトである。カラスとの衝突により破損した左ウィンカーの補修作業のためアッパーカウルを取り外しておいたところに某オークションを物色中ちょうどよくH.I.Dを発見。
説明を読んでみると隼にボルトオン。+と−をつなぐだけでOK・・・フムフム、簡単そうじゃあないか。青白いライト、前々からやってみたかったこともあって購入。送料込みで3諭吉+6漱石だった。アブソリュート社の物を狙っていたが価格の安さに負けた・・・代金を振り込み待つこと2日、手元に到着。さっそく箱を開けてみると中身は「へ?これだけ?」って感じ。さっそく取り付けてみませう!
![]() |
キットの内容。 イグナイター一体式のバラスト、両面テープ、結束バンド、バーナー(すでに付けてしまって写真には写ってない)、バーナー取付用アダプタ、など。これでちゃんと点くのかいな? バラスト本体から出ている線のうち、上の方から出ている線に12V、下のほうからでている線をバーナーにつないでやればOK!らしい。 |
![]() |
バーナーは写真を撮る前にライトに組み込んでしまいました。取付用のアダプター(6mmくらいの厚さのリング)をかますことによって通常のH7バルブに代えてそのまま付きます。
写真にある白いコード2本をバラストからのコードと接続します。 |
![]() |
バーナーの取り付けやバラストの積載のため、結局メーターを外しました。カプラ1個でつながってるだけなので最初から外しておいたほうが無難です。
注:メーター外すと時計は狂ってしまいます。あとで合わせることになるけど、合わせ方忘れちゃってるんだ、これが・・・。 それにしても、いまどきのバイクって感じです。メーターがカプラ1個でつながってるだけとは・・・。隼って見た目よりもメンテナンス性はいいなぁ、と思いました。 |
バーナーは問題なく付いたけどバラストの積載場所に悩みました。高電圧を発生するので濡れるとヤバイらしい。念のためコーキング(シリコンシール剤)で隙間を埋めてから両面テープでアッパーカウル右側の上のほうに取り付けました。両面テープってのが素人だね〜落ちなきゃいいけど・・・。 |
とりあえずバラストの取付に悩んだものの、特に困ったこともなくあっさりと付いてしまった。どんなもんかさっそくテスト・・・ポチッとな・・・をぉ!!!まばゆい光(ニヤニヤ)。点けておくのがもったいないかっこよさ!
ん?もったいない・・・そうだそうだ。昼間も点けてたらバーナーの寿命が短くなっちゃうんじゃないの?バーナーって結構高いらしいし。
ってことでついでにライトのON/OFFスイッチも取り付けてみた。
![]() |
使ったのはデイトナのヘッドライトスイッチ。 H7の隼用が置いてなかった(ないのかな?)のでCB400SF/1000SF(H4)用を購入→取り付け。 スイッチ本体は偶然にも右側スイッチBOXのセルスイッチ上の目くら蓋を外したところにジャストフィット。我ながらまあまあの出来。 |
![]() |
問題はカプラ側。現物を合わせてみると、H4とH7って、カプラの端子の間隔が同じなのね・・・。
写真のバルブはノーマルのH7バルブ。カプラの端子を付け替えてやればそのまま使えるようです。 |
![]() |
H4とH7のカプラがほぼ同じ形状な点に付け込んで改造。右の黒いのはライトスイッチについてたカプラ。上側の端子を抜いてあります。これを車体からのライト用カプラにそのまま挿します。(端子の入れ替えは必要です)
左側の白いカプラは自分で調達したカプラ。別にギボシでもなんでも良いと思います。 奥の黒い線にマイナス、緑の線にプラスになるように車体側カプラを差し込みます。 |
![]() |
車体側のハーネスやカプラは一切加工せずいつでもノーマルに戻せるようにしときました。
黄色の丸(上)のカプラが車体側のノーマルのバルブにささってたカプラ。 下の赤丸のカプラはバラストからのコード。 残りの2つはライトスイッチからのコードです。 それぞれの色ごとに接続して、誤接続がないか十分に確認したら作業完了! |
スイッチも無事に取り付け完了したところで再度テスト。キーをONにしてもロービームが点かないのを確認後、エンジン始動。恐る恐るライトスイッチON!でちゃんとHIDは点灯してくれた。バーナーが4300k仕様なので最初は青々としてるけど数秒後に安定するとちょっと青みが薄くなる。どうしても青いのがイイ!という場合は6000k仕様のバーナーに代えればいいけど今回は資金が底をついてしまったため断念・・・まあ4300kでも、明るさ感はバツグンで非常に満足!早く春にならないかなぁ。って、まだ11月なんだからこれから雪降ってくるんだな、新潟は・・・。長い冬が始まるのにこんなことして、今年の冬は余計長く感じることでしょう。