モモジロー イン ハーレム2003/06/25

アポロバッキョ顛末記

made by Taburin

 ■本来きっちりと躾が出来ない私にとって訪れるであろうとされたアクシデントの話です。

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ある日の夕方、携帯電話に家人から「おばぁちゃんがどうも手首を骨折したみたい!・・・」、「エッ?!」

3歳になろうとする頃里子に来たモモジローは、母親が昨年暮れ以来ずっと一緒に散歩していて、時折私が躾がてらに諏訪神社まで散歩させるくらいであった。母親75歳、戦後間もない頃、満州狼とドイツシェパードのMixを飼っていて、それからずっと幾種類かの洋犬を大事に飼っていた。したがって今回モモジローの里親代りにもそう不安は無かったのだが・・・この日夕方いつものようにモモジローと連れ立って街中に散歩に出かけた。

ヤンチャなモモジローはこの時期はしゃぐのは大概の犬がそうであるように、母親のリードジャークにもうまく反応していて、問題は小さな子供や他犬との遭遇だけには母親はいつも気を配っていた。そこへ大型秋田犬を連れた母親より若い年配の男が黙って近づいてきたから堪ったものじゃない。モモジローはコレに反応し母親を引いた・・・引きずられて転倒、件の秋田犬のオーナーは「イヤァ〜すいません!大丈夫らかねぇ〜」、気丈な母親はモモジローをなだめながら何とか立ち上がり、幸い店の横であったので店内に声をかけた。

私は1頭飼いのときから、人や他犬への不用意な遭遇はさせないように務めてきたし、今も4頭散歩ともなれば尚のこと。決して他犬を見かけても、あらかじめ声を掛けるなり注意を促して確認してから犬同士の挨拶などさせた。もちろんヒトであれば、決してフレンドリーな犬ではないのでこちらから進路を変えた。中には動物好きな保護者がやたら子供など触らせようとするときは、リード固定かあるいはご遠慮願った。

 

@他犬を見たら相手にも気付くよう声などサインを送る。あるいは針路変更する。

A特に動物好きで好奇心旺盛な子供には、我が犬の状況を確認後触らせるかどうか判断する。もしくは触らせないことが互い(ヒト・イヌ)への親切だとおもう。

アクシデント発生後、母親は左手首複雑骨折。ボルトキープ3本(山アスパラ活二氏表現の借用)、ようやく6月20日にボルト撤去。この間、というよりモモジローの面倒が見れず、我が家に連れて来ることになったわけである。そうハーレムにである。

先住犬teepee・ベス・チキータ・ニッキィの4頭はどれもFemale・・・まさにオトコ盛りになろうと磨きのかかってきたモモジローの同居となると、家人らが真っ先に彼の去勢手術をと、私に同意を求めてきたのである。冒頭の写真で真ん中の憂いのあるモモジローをとくとご覧あれ。互いに同性でありながら選択余地というよりそれを決断しなければなるまい。パピィの頃ならともかく、青年期を迎えたモモジローのことを思うとヤツの今後を憂慮した。コレまでに合同4頭での自然行ではベスとウマが合い、やたらチョッカイを出しては私に叱られていたモモジロー。ヒトの恋路を邪魔するいやな奴と自分を呪ったが、妊娠でもしたら尚のこと事後に混乱が続く。かって我が家のteepeeの出産を体験してきて6頭生まれたパピィの貰い手に難渋をしたり、数ヵ月後の里親達に引き取られるときの別れは、私以外号泣していたくらいである。思わずもらい泣き寸前であった。もちろん里親審査はしっかりしたのだが。

 

あれこれ考える前に、今を採った。家人の親友のツレアイが隣町で動物病院を開院、我が家のアマゾネス等のかかりつけである。さすが私が連れて行くのは気が引けて次女が連れて行ってくれた。その日すぐに帰宅後のモモジローは新しい環境にまったく不安げなところは無く、かなり私は拍子抜けした。やはりベスの上を行くノーテンキなモモジローがそこにいた。

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我が家族の私の見立て

■ノーテンキ度 ベス モモジロー
■理解度 teepee チキータ
■運動力 チキータ ベス
■胃袋 モモジロー ベス
■説得力 teepee 追随を許さず

※. teepee♀(B)9age  

ベス♀(Y)5age 

 チキータ♀(C)5age  

ニッキィ ボストンテリア♀4age 

& モモジロー♂(C)3age

 

 

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